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今回はミュージカルでも有名な作品、「コーラス・ライン」より、
「What I did for love」
日本題名で、「愛した日々に悔いはない」
何年か前に映画にもなったし、この曲はかなり有名なので知っている方も多いと思います。
「コーラス・ライン」とは、舞台のオーディションをテーマにした作品で、その中からさまざまなドラマが生まれてきます。
過酷なオーディション。
1つのオーディションが過酷というわけではないけど、結局受かるのはほんの少しの人たち。
こういう世界を目指している人たちは、いくつもいくつもオーディションを受けて、そして落ちまくって、自信をなくして、立ち直って、また受けて・・・の繰り返し。
この世界を経験ない人は、たかだかオーディションくらいでそんな落ち込んで~と思うかもしれないけど、みんな人生をかけて戦い、挑んでいるので、本当に必死なのです。
「いつまでもそんな夢を追いかけて~」と言われる、そんな夢はこの世界で生きている私たちにとって、生きがいであり、生き様であり、命なのです。
たしかに夢が夢で終わることがほとんどのこの世界。
たとえオーディションに1つ受かったからといって、次が約束されているわけではない。
また新たな、自分が思いっきり負けてしまいそうな戦いに挑んでいく。
その繰り返し。
世に出るのはほんの人握り。
ほとんどはほどほどの活動をしながら細々と続けるか、やめていくか・・・。
でも私は思います。
たとえ報われなくても、大きな夢をつかめなくても、やってきたことに無駄はひとつもない。
すべてそれは自分の軌跡であり、自分の財産であること。
だからこの先も私はやってきたことを後悔はしないと思います。
自分が好きで選んだ道だから・・・。
そのことがそのまま出ている歌です。
「What I did for love」