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2013/04/06

 
 
 
書くことは遺言だからあちこちの海に言葉をちりばめてゆく (瀬波麻人)
 
 
 
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本日、未来彗星集の神戸歌会に参加し、田丸まひるさんとともに今回の未来賞受賞連作についての歌評を受けてきました。
第二部の未来4月号やゲストの方の御歌の評も含めてとても勉強にも参考になる刺激とわくわく、考えさせられることの多い学びや実りのある会でした。今後の作歌に生かしてまいりたいと思います。
 
短歌を始めて最初の第一首を読んだのが2008年の4月5日でしたので、今日でちょうど5年経って次の1日目、次の1歩を踏み出したところですが、加藤治郎先生にはあらかじめお伝えしており歌会の終わりにご参加のみなさんにも伝えさせていただいたのですが、私事であり、またこれからというタイミングで大変恐縮なのですが、プライベートでの事情により少なくとも数年という単位で短歌をいったん離れたいと思っております。
 
実は私には短歌に関してひとつ生涯の野望とでもいうようなものがあり(笑)、それは短歌で皇居にお招きされたい(毎年1月に「歌会始」という一般公募の歌会があるのです)というものですので、1年に1首でも歌は続けていきたいです。
 
いずれにせよまたちゃんと詠めるようになったいずれの機会には再び未来彗星集で加藤先生やみなさまとともに学んでまいりたいと思っておりますのでその際はどうぞよろしくお願いします。
 
お世話になりありがとうございました。御健詠を!
 
 
 
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どのような場に記したどのような言葉もいずれ消える。
たとえばネット上のつぶやきや歌もこのようなブログやコラムも場やサービスの存続が未来に渡ってずっと変わらないものである保証はどのような場に関してもないし歌も名前もいずれさまざまな検索にもひっかからなくなっていくことであろうと思う。それでいいと思う。
そういうものであろうと思う。
 
それでもこの時期私に短歌という表現手段があったことは事実であるしJunkstageという活発で熱を感じる場がありそこに書く機会を得られたこともまた僥倖であったと思う。
 
これでいったん終わりにします。
少なくとも数年以上というスパンで短歌からもネットコミュニケーションからも離れます。
みなさままことにありがとうございました。
 
 
 
 
世界中の伝言板から愛の字が消えてゆくころまた会いましょう (瀬波麻人)
 
 
 

2013/04/06 11:42 | senami | No Comments