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2013/03/26

まだまだ氷点下の夜が続く北海道。

撮影の旅先で原野から続く海岸に日の出を見に行った。

少し前まで草むらで丸くなっていたエゾシカが立ち上がり歩き始める。

そして一本の老木の上にオジロワシがやってきて羽を休めた。

一面がオレンジ色に染まる日の出の時。

それは本当に素晴らしい光景だった。

自然の中に流れる時間はなんと穏やかで人のココロを癒してくれるものだろう。

「やはり自分は自然と共にありたい。」

そう強く感じる瞬間だった。

目の前にあるのは特別な景色ではない。

ここでは毎日こうやって一日が始まってゆくのだ。

そのことを知るだけでなんだか嬉しくなった。

 

2013/03/26 06:32 | yamada | No Comments