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2013/02/26

今月も下旬になって、まだコラムを書いていませんでした(苦笑)。
いや本当に最近は、choreographyを全然見ていないものですから・・・
で、苦し紛れに今回はこういうネタでやろうかと思います。

前に、昨年末中古のデジタル一眼レフカメラを買ったお話をしたかと思いますが、今回はchoreographyの撮影に欠かせないカメラのお話をさせていただきます。
演じられたその場限りのchoreographyを記録し、いつでもその魅力を見返すことができるようにしたいという気持ちは、常に私の中にありましたが、私がchoreographyの写真を本格的に撮影するようになったのは、1990年代に入ってからのことだったと思います。
といいますのは、それまで一般に体操・新体操やサーカス・ダンスなどのchoreographyは、カメラで撮影するには暗い場所で行われていて、当時一般大衆が写真を撮影することはたとえ禁止されていなくても、技術的にほぼ不可能なことだったからです。
せいぜい、屋外で行われた大道芸が撮影できるくらいだったでしょうか。
もっとも、当時の私は大道芸でchoreographyが見られることを、まだ知らず興味を持っていませんでしたが(苦笑)。
しかし1990年代に入ると、感度が普通のフィルム(ISO100)の16倍(ISO1600)という高感度フィルムが手軽に入手できるようになってきました。
また、コンパクトながらオートフォーカスでピント合わせの手間が省け、しかも3,4倍のズーム機能もついた便利なカメラが、手軽な価格で入手できるようにもなりました。
このフィルムとカメラの組み合わせにより、暗い屋内で行われていたサーカスでもなんとか撮影できるようになり、その魅力を残しておくことができるようになったのです。
そんな私の初期の写真は、こういう感じでした。

これは1992年秋に神奈川県相模原市で行われていたイベントに来演していた、フランスのミニサーカスのパフォーマンスの模様です。
もっとも、演じていた彼女自身はは中国の出身で、主に中国雑技の皿回しなどやっていたわけですが(爆)。
もうひとつ、この時期のchoreographyをご覧いただきましょう。

あらゆるchoreographyの中でも私が最も好きなのが、体の柔らかさと美しさを「これでもか」というほど見せてくれる、「コントーション」というアクロバットです。

こちらは、1994年の秋に愛知県のリトルワールドで初めて見た、モンゴルサーカスのコントーションです。
屋外で行われたこともあって枚数もかなり撮りましたし、これを見るために横浜から何度も出向いたものです。
驚異的な体の柔らかさだけではなく、体の美しさも大きな魅力でしたが、これ以降見るモンゴルサーカスではその体全体を衣装で包んでしまい、魅力を半減させてしまっているのが残念です。

うん、苦し紛れに書き始めたネタでしたが、一旦書き出すとこれはなかなか行けそうな気がしてきました(笑)。
これも今後、シリーズ化してみようかな。
さしあたっては、今月中にもう1回コラムを書かなくちゃいけないし(爆)。

おまけ
24日にはJunkStage総会に出席してまいりました。
しかし、出席したメンバーで頭が白いのって私だけでした(苦笑)。
寄る年波には勝てず、懇親会も途中で失礼せざるを得ませんでした。
新しいライターの方も増えてきたし、やっぱり潮時かなあ(原爆)。

2013/02/26 09:18 | yamane | No Comments