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2013/02/21

こんばんは。

こちらのコラムをお読みの男性の皆さん、今年はお目当ての女性からチョコレートをもら
えましたか?そして女性の皆さんは意中の男性に渡せたでしょうか。
実は先週の木曜日がバレンタインだと記事を書いて出勤したあとお客様に「チョコレート
ないの?」と指摘され、慌ててコンビニに走ったわたしです^^;
キャバクラ嬢だったときは絶対押さえとかないといけない日として前々から計画立てて
やってたのに~!とがっくりきましたが、そんなわけで今回はバレンタインとキャバクラ
嬢をテーマにお話ししたいと思います。

ところで、バレンタイン。

勿論本命のお客様(のなかにいることもある彼氏や好きな人)のためにチョコレートを用
意する女の子もおりますが、多くのキャバ嬢たちにとってその日は撒き餌デーと位置づけ
られます。

チョコレート、すなわち撒き餌を与えることでお客様を繋いだり、それを口実に同伴を取
りつけたり、あまつさえホワイトデーのお返しを期待するのは当然のこと。したがって、
チョコレート選びは費用対効果の面でも非常に重要になってきます。あまりに安い(と一
目でわかる)チョコレートでは撒き餌の意味がありませんし、あまりに高価だとコスパに
見合わないことになる。高いチョコだからと言ってヴィトンのバックが返ってくる訳では
ないのです。

また、お客様が独身であればいいのですが、家庭をお持ちの場合だと要らぬ紛争の種をま
くことにもなります。その条件下ではお客様が「会社の子に貰ったんだよ」と言える程度
のチョコレートであることもまた必要。しかもそのようなお客様だとお返しも大して期待
できない(選ぶのは奥様であるパターンな)ので、せいぜい1000円程度に留める必要が
あります。

そんなわけで、チョコレートの選定基準はあげる相手によっても違ってきます。

現役時代のわたしの例を出しますと、本命(=継続的に本指名で通ってほしいお客様)で
ブランドチョコ(ゴディバ等)、キープ(=それなりに通って欲しいお客様)には名は通っ
ているが値段的にはそれほどでもないメーカーのチョコ(ロイズ等)、そのほかバラマキ用
としてリンツを数種類用意していました。

また、バレンタイン当日に来店できないお客様もいます。
そう言う方にも特別感を出せるように、2月初旬からロッカーの中にチョコレートとメッセ
ージカードを常備。
メッセージカードは先輩キャバ嬢直伝の方法で、カードには大したことを書かないのがコ
ツでした(第三者に見られても大丈夫な程度の内容に留める)。でも、カードがあることで
特別感はアップします。

このようにバレンタインはキャバ嬢にとって非常に大事な日ではあるのですが、現役を
退いてもう1年以上。すっかり意識が落ちて来ちゃったなあ、と反省しきりのバレンタイ
ンでした><

2013/02/21 07:01 | chica | No Comments