2013/02/19
4月に公演する舞台「Bouquet」の脚本を手がけた村上秀樹先生が稽古場にいらっしゃいました。
これは一大事。
渡鬼の現場に橋田先生が
ドンジョヴァンニの稽古場にダポンテが現れるくらいの事件。
作品を生み出した方に、各々のキャラクターを観ていただくというプレッシャーに緊張感が走りました。
稽古を一通り終えて一言いただきました。
「もっと全員が優しかったらいいのにな。
結婚式は新郎新婦のためにスタッフが動く。
すべてはクライアントの幸せのため。
プランナー、司会者、シェフ…それぞれの仕事のためではない。
自分の仕事を滞りなく進まないから怒るのではなく、お祝いにきてくださった来賓を最大でもてなしたいがための怒りなはず。
もっと表情や目、会話に優しさが表れるはず。
そして、次起こることを予知してはいけない。エスパーにならないこと。
スタッフたちは披露宴を進めていく途中で次々トラブルに巻き込まれていくだけ。
裏ではそんなことが起こっているけれど、新婦新婦の幸せのためにこれだけのスタッフが動いている。
それを見せることで、結婚式っていいなと感じていただけるようにそれぞれのキャラクターを見つめてください。」
主役を大事に思う優しさ
スタッフの信頼からくる優しさ
この優しさが私たちの一番の課題になります。
2013/02/19 10:04 | uika | No Comments