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2013/02/19

こんにちは。

豪雪地域にお住まいの方は、連日の降雪で大変な事と思います。
一方、沖縄は気温が20℃を超える天気で、日本というのは本当に大きく、四季折々素敵な国だと思います。

さて、先日の事。
普段はオートバイで仕事に出かけており、雨が降りそうな時は電車を使います。
それが、天気予報とは裏腹にミゾレ混じりの冷たい雨が降って来ました。

さて、困ったもんだ。

オートバイを置いて帰るのは、盗難やイタズラの心配もあるし、何より翌日の仕事に支障をきたしてしまいます。

意を決して雨の中を帰る事に。
ただでさえ寒い冬場のこの時期。全身雨に濡れてのオートバイ。
想像してもらえます?

ミスナールの計算方法で体感温度を計算すると、-15℃。
体は濡れているわけですから、氷を身にまとっている感じです。

我慢出来ます?

当然ながら凍えてブルブル震えてしまうのですが、オートバイの運転中にブルブル震えていたら真っ直ぐ走らないどころか、事故を起こしてしまいます。

でも、震えは生理現象。

これ、我慢出来るんです。

寒いと思うと体はブルブル震えてくるのですが、意識を集中させます。
その方法は、こんな感じで自問自答します。

 

今は真冬の雨の中を走っている。

寒いはずだが、どこが寒い?

ヘルメットを被っているから顔は寒くない。

でも、ヘルメットの下から吹き込む風で、少し顎が寒い。

他には?

グローブの隙間から入る風で、手首が寒い。

いや、それよりスーツのズボンがびちゃびちゃに濡れてパンツまで浸みて来た。

おマタが冷たいなぁ。

膝の感覚が無い。というか、イタイ。

・・・。

 

そんな感じで自問自答を繰り返し、意識を集中させています。
この「意識を集中」させる事が、オートバイを冬でも乗り続ける要因なのかもしれません。

人は、何かを成す時に、意識を集中させた方がよりよい結果を生み出します。
その結果、達成感を味わえ脳が快楽を覚えます。

この快楽はダラダラした生活を送っていては決して味わう事が出来ません。
スポーツにしろ、学問にしろ何かに集中する事はエネルギーを使い、とても疲れる事ですが、オートバイにもそういった魅力がある事を、先日の雨の中で濡れながら考えた事でした。

でも、皆さんはいきなりマネしない方がいいですよ。
おそらく、風邪ひきますから。

 

じゃまた。

 

2013/02/19 09:00 | taro | No Comments