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2013/01/23

休みボケというのは何にでもあるらしく、ピアノの先生もこれには悩まされる。

年明けて今月のレッスンも半月を過ぎてようやく落ち着いてきた。

私も懲りないもので、毎回休み明けは「○○ちゃん、宿題やってくるかな」とか
「あそこの難しいところできるようになったかな」とか期待してしまうのだが、
それは見事に、きれいさっぱり踏みにじられる(苦笑)

もちろんやりたい気持ちが強い子や大人は別。きちんと宿題や課題をこなしてくる人もいる。

まぁ宿題やってこない位は普通なのかも…。
普通っていうと変だけど、学校の宿題と違って、一日頑張れば終わる、とかじゃないから、
「しばらく遊んでました」→「思い出して急に練習しました」で弾けるようにはならないからね。
年末年始大人だって遊びたいしね、そろそろ練習したら?と子供にいう頃には遅いのかもしれない。

他にも「どこが宿題だったか、分からないのでやってこなかったー」とか能天気に言われると、
怒るというより、もうガックリしちゃうわけで。
おいおい、いつもは大体次の曲だろー、分からなければ電話しろ、と突っ込む気力もへし折られる。

そんな調子でせっかく意気込んでレッスンを迎えたはいいけど、ということしばしば。

生徒と先生のそんなギャップがだいたい夏休み後と正月後に起こるわけなんだけど、
ついつい忘れて期待しちゃうんだなー。
だからきっと生徒もついつい休んじゃうんだろうなー。

こちらも年明け早々怒らず、冷静に、いいレッスンをしようと、心も新たにレッスンに向かうんだけどね。
いったいこのギャップが埋まる日が来るのか。
いや、違うな。
それでも期待するべきなんだ。

「うちの子はそんな事をするような子じゃありません」と子供を愛情をもって信じる親のように、
私も信じるべきなんだな。あきらめたらそこで終わり。
どうせ、やってこないんでしょ、ではなくて、やってきたかな?やったよね?、と期待していこう。
それでもダメだったら?
方法を変えていくしかない、今は信じましょう。 大きな愛だね。

 

2013/01/23 01:04 | aimi | No Comments