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2010/12/12

この週末は、中国・北京でフィギュアスケートのグランプリファイナルが行われていましたが、今日の話題はそれとは一切関係なく(爆)シンクロナイズドスイミングの話題です。

今日は、横浜国際プールでシンクロの「シニアルーティン発表会」を見てまいりました。
例年この時期に行われていて、昨年見に行ったときのことはこちらでも書かせていただきました。
今年は総勢26組もの参加があり、11時15分に演技開始してスペシャルゲストのアンコールが終了したのが13時30分頃と、かなりの長丁場でした。
今回はプログラムも入手できたのですが、出場メンバーのみならず使用曲や演技時間まで書いてあったのが、実にありがたかったと思います。
1人(ソロ)から最高37人のチームまで、実にバラエティに富んでいて大いに楽しめました。
また驚くべきことに、デュエット以上のほとんどの組で、果敢にリフトに挑んでいましたね。
昨年に比べても、確実に演技のレベルは高くなっていると実感しました。
男性はソロ2人・デュエット2組、そして男女によるデュエットも1組あり、男女混合チームも1つありました。
男性の参加も着実に増えているようで、これもまたいい傾向ではないかと思います。

観賞した演技の中で特に印象に残ったのは、マイケルジャクソンメドレーで泳いだチームですが、2,3人が小グループを構成していて、チーム全体の演技のほかに各グループに見せ場があって、実に見応えがありました。
またトリを飾ったチームは、最初椅子を持ち出してきて何をやるのかと思ったら、なんとオーケストラのまねでした(爆)。
かつての名選手田中ウルヴェ京さんの「指揮」のもと、水中で美しいシンフォニーを奏でていましたね。
デュエットでは、若いのに美空ひばりの「お祭りマンボ」というシブい選曲もありましたが、演技はしっかりしたものでした。
人気のある曲は複数のチームで重なっていましたが、この時期定番の「恋人たちのクリスマス」(マライア・キャリー)のほか、ABBAの名曲「恋のウォータールー」、そしてなぜか嵐の「Monster」が重複していました。
ああそうか、「Monster」はテレビドラマ「怪物くん」(主演が嵐の大野智)のテーマソングでしたね。

そして大トリはもちろん、スペシャルゲストのエキシビジョン演技の披露でした。
昨年は原田早穂さんでしたが、今年は昨年の世界選手権の日本代表でもあった木村真野さん&紗野さんご姉妹が、「ルスランとリュドミュラ」序曲(グリンカ)をバックに見事なデュエットを見せてくれました。
しかもアンコールに応えて、これを2回も楽しむことができたのです。
赤と黒をベースに金をあしらった水着に、華やかな髪飾りも映えてまさに「水中花」そのものでした。

通常の大会とは違ったリラックスした雰囲気で、しかも水面が間近に見えるサブプールで行われたのも、この発表会ならではの魅力です。
今年も見に来ることができて、本当によかったと思います。
来年もきっと、この発表会を見に行くことでしょう。

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さて、昨日はどうしていたかといいますと、有楽町まで池上紘子さんがお仲間と3人で開かれている展覧会に、行っておりました(爆)。
小さなビルの7階のこじんまりとしたフロアで、3つの部屋がありましてそれぞれ1部屋づつ自前のスペースとしていました。
またそれとは別にやや広めのスペースがあって、そこでもお三方の作品が展示されていました。
具体的にはこちらの手前の小さなビルで、明かりの点いている7階が展覧会の会場です。
s-dsc04004.jpg
作品はまさに「三者三様」という感じでしたが、個人的には池上さんの作品が最も印象深かったと思います。
9月の「JunkStageCafe」で展示しておられた作品も、かなり見かけました。
池上さんにご挨拶して、会場を後にしたときにはもう日が暮れていて、有楽町はイルミネーションに彩られていました。
s-dsc04006.jpgs-dsc04010.jpg
池上さん、突然お邪魔してどうも失礼いたしました(笑)。
また展覧会でお会いできることを、楽しみにしております。

2010/12/12 11:29 | yamane | No Comments