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いよいよ、今週末が衆議院選挙&東京の方は都知事選の投票日となりました。
すでに、期日前投票を済ませたという方も多いかもしれませんし、投票には行かないと決めている人もおられるかもしれませんが、各自の投票行動は完全に自由でなければなりません。
「どこに投票すればいいですか?」
「誰に投票すればいいですか?」
「推薦する政党や候補者はいますか?」
このような内容のメールがいくつか届きました。
お返事としては、「ご自分で決めて下さい」という内容に尽きます。
誰に(どこの政党に)投票するかの判断は、その判断基準が各人によって異なるはずなので、どういう選択がベストなのかを私が個々にお教えするような性質のものではありません。
それに、レインボーサポートネットは、政治的な活動は一切行っておりませんので、特定の政党や候補者を推薦や応援することはありません。
いつも書いていることですが、LGBTの皆さんは、セクシャルマイノリティであるということだけをもって、政治的に団結しているわけではありませんし、そういう大掛かりな組織は、まだ日本には存在しません。
そういう状況にあっては、特定の政党や候補者を責任を持ってお勧めすることはできないのです。
投票には行ってみたいけど、政党や候補者を選べなくて困っているという話はよく聞きます。
そういう場合は、熟慮した上で、とりあえずは投票し、それが良い選択であったかどうかを振り返ることが重要なのです。
誰に、どこの政党に投票したのかをきちんと覚えておいて、その候補者や政党が、選挙後にどのような活動や政策を推進したかを、次の選挙の投票日までに評価して、次も前回と同様の投票を行うかを考えればいいのです。
それを繰り返すことによって、自分自身にとって、満足のいく投票行動ができるようになるでしょう。
投票も経験が必要なのだということではないでしょうか。
政治や選挙に興味がないのであれば、興味が持てるような工夫を自分自身で行うことが重要です。
選挙に行かないという選択肢の原因が、政治への無関心だとしたら、自分自身の社会生活を全く受動的に送っているということの裏返しでもあります。
自分で何かを決める事が出来るという素晴らしさの原点は、自由や民主主義に由来します。
その証ともいえるものが、選挙権を行使して、政治家を間接的に選ぶことによって、国の政治を行うということです。
投票に行くという事が、まるで自分の自由な時間を奪う面倒なイベントであるように言う人までいますが、とんでもない勘違いです。
LGBTには若い人が多くいます。
まず、とにかく投票に行って、誰かに投票する事が重要なのです。誰に、どこに投票すればいいのか投票寸前でもわからなければ、フィーリングで投票してもいいのです。
そこが、政治への関わりの第一歩なのです。あとは、長い人生の時間に何度も行われるであろう選挙で、必要に応じて修正していけばいいのです。
投票には是非行って頂きたいと思います。