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2012/12/13

以前の記事で、JJF男性部門1位と2位、チーム部門の1位を紹介しましたが、ついに、JJF2012の女性部門のチャンピオンの動画が掲載されました。

藤村保志花さんのシガーボックスのパフォーマンスです。
まず、彼女の上手いところは、舞台の使い方ですね。
JJFチャンピオンシップの舞台は一人で演じるにはとても広い舞台なんです。特に、シガーボックスという道具は、道具の性質上、一ヶ所で演じ続けることが多い道具です。しかし、左右に動きまわり、ちゃんと舞台の広さを有効に使っていますね。
もう一つ、途中で箱が4つに増え、その後3つに減らしますが、使い終わった箱を舞台袖に滑らせ、観客の意識から消しています。こういう細かいところにも意識が行きとどいていていいですね。
大技の目印として「シガーボックスの色を変える」ということをしており、わかりやすいタイミングで拍手をもらっているところも(構成の作り方的な意味で)上手いなあと思います。決めた時の「どやー!!!」というポージングも素晴らしいですね。
音楽が変わった後(3:00~)の4つの箱の大技ラッシュのインパクトも大きいですね。ちなみに、3:14~の、4箱を使った長時間続く技は「ダイアモンドループ」という技で、もともとは僕がベースを作った技なんですが(←とちょっと姑息にアピールしておきます)、僕はここまで続きません(笑)
そして、やはり、最後の技でしょう。
何回もの挑戦は、ここまで失敗が少なかったからこそ許されるチャレンジで、最後にちゃんと成功するということは本当に偉大です。

男性ジャグラーにも消して見劣りのしない素晴らしい演技でした。改めて優勝おめでとうございます。

2012/12/13 11:50 | ryuhan | No Comments