2012/12/11
12/1のJUNK STAGEの6周年記念パーティは楽しく歌わせて頂きました。
これからもJUNK STAGEがもっと飛躍できるよう、私も影ながらがんばりたいと思います。
さて、おなじみのsongsですが、これから数ケ月はシャンソン歌手 Barbabaの特集にしたいと思います。
私も大好きな歌手の1人です。
バルバラは1930年に生まれ、1997年まで生きました。
ほとんど歌い上げることなく語るような歌、そして彼女の作る歌の世界に多くの人が共感・感動し、宣伝をしなくてもチケットが取れなかったといわれています。
今でも多くのシャンソン歌手から愛され、歌い継がれてます。
まずはこの歌、「ゲッティンゲン」
バルバラはフランス人ですが、ユダヤ人とロシア人の両親から生まれました。
幼いときは第2次世界大戦中で、ユダヤ人迫害から逃れるために、転々と引越しをしたそうです。
痛烈な少女時代を送ったのでしょう。
そんな彼女が大人になって、歌手になってからコンサートに招かれたのがドイツのゲッティンゲン大学にある劇場。
そこでの人々の温かさに感動して、この曲を作ったといわれてます。
もちろんここにはセーヌ川もない。
ヴァンセンヌの森もない。
でもとても美しい。ゲッティンゲンは。
ここにはバラの花も咲き、恋の花も咲く。
名物になるようなものはないけど、人々は微笑んでいる。
そして子供たちも微笑んでいる。
パリでもゲッティンゲンでも子供たちは変わらない。
もしまた、戦いの炎が上がったら、私はきっと涙を流すだろう。
ゲッティンゲンのために・・。
かつて敵同士で戦った、フランスとドイツの平和を願った反戦歌です。
2012/12/11 11:36 | noa | No Comments