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グラコロバーガー、食べましたか?
冬の風物詩、的にいうひともいますね。
私は、今日食べました。
よし! グラコロバーガー食べるぜ! と思って、気合い入れて食べましたが、
何かが違う。
やわらかくて、はっきりしない味。(否定ではありません)
あー、そうか。
私の脳と舌は、月見バーガーを求めていたのです。
嗚呼、勘違い。
なんか、去年も同じ事、思った気がします。
さて。
みなさん、普段から、健康にはどれくらい気を付けてますか??
運動したり、体にいいもの食べるようにしたり。
年を追うごとに、それらに対して敏感になってきていることでしょう。
先日、大阪の劇団の女優さんが亡くなられました。
まだ53歳。ガンだったようです。
私は直接知り合いだったわけではありませんが、お名前は当然存じてました。
看板女優さんで、いつも元気なイメージがありました。
なので、訃報を聞いた時は、とてもびっくりしたのです。
ああ、なんて早いんだ、と。
演劇人は、40~50代でのガンや脳疾患で命を落とすような方が、結構います。
もちろん、大往生する方もいらっしゃいますがね。(森光子さんは92歳ですから!)
そういうニュースを聞くたびに、”不摂生してるもんねー、私たち”といつも思います。
芝居を作ることは体力がいります。役者もスタッフも。
昼は12時から、夜は22時近くまで稽古します。
これは、本番前、1ヶ月ほど続きます。
そして、稽古後、飲みに繰り出すのです。
そこまでが芝居だ(稽古だ)とみんな思ってるわけですね。
まあ、飲みに行くことで、コミュニケーションが生まれたり、新しい発想ができたりしますから、
それはそれで、必要なんです。
でも残念ながら、年はとります。
いつまでも20代じゃありません。
昔は確かに、寝ずに飲んでました。
だんだんと体力が落ちているのに、それに気づかぬふりをするのがだめなんですね。
体もなんとか、私たちの意気込みに堪えようとしますが、
もう限界だよう!
と悲鳴を上げたときには、すでに手遅れ、ということなのかもしれません。
まあ、ここまでしてでも、やりたいことに夢中になれることは幸せだと思います。
いわゆる、”普通の幸せ”からは、ほど遠いこともありますが。
身近なひとたちには、いつまでも元気でいてほしいなあ、と思います。
みんなでおじいさん、おばあさんになって、昔のことをあれこれ話したいなあと。
でもなんとなく、
そういうのが想像できないのが、悲しくて、リアル。
命と引き換えに、夢を追い続ける。
まあ、それはそれでかっこいいのかな。
みなさんにはあまりおすすめしませんが・・・。
残念ながら、死んだら終わり。
とりあえず。たまには、ジョギングくらいしようと思います。