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2012/10/25

こんばんは。
今月の売掛金回収も無事終わり、ほっとしています。額は3万円くらいなんですけど、
終わらないと何となく落ち着かないので嬉しいです。

 

さて、今日は風俗時代のお話です。
風俗にもいろいろありますが、わたしが勤務していたイメクラは1対1でお客様と女の子
が密室に閉じこもってあれやこれやをする、というオーソドックスな形式でした。
お客様が付いていない間は、割り当てられたプレイルームでひたすら待機。
待機している部屋には受付との内線電話が引いてあり、お客様がつくときにはこの電話で
どんなお客様なのか、プレイ時間、コース内容などを告げられます。
今日はこの電話に関するお話です。

ところでこの電話、女の子のもとにはこんな風に掛かってきます。
「ちかさん、次本指でダブル、セーラー、オプションなしでお願いします」
「続いて写指でショート、ブレザー、ポラです」
順に、指名、プレイ時間、衣裳(イメクラだと必須)、オプション内容、の指定のことです
が、こんな感じで受付からお客様の希望が伝えられるわけです。

 

女の子は、基本的にお客様に対する予備知識ゼロでプレイをスタートします。
だからこそ会話やお客様の態度などをフル活用して糸口を探していくのですが、その一番
最初の情報がこの電話。
ここで、例えば「本指名」とか「写真指名」「フリー」などの指名情報も入ってくるので、
そこから女の子はお客様に対する戦略を組み立て開始します。
本指名であれば、予約かつ以前もご来店頂いているお客様なのである程度の安心感があり
ますが、「写真指名」や「フリー」の場合、自分にとっては初対面のお客様。
まだ写真で選んで頂いているというのは(少なくとも容姿は)プラスの状態でのスタート
になりますが、フリーのお客様だとその点についても手探り状態。
ブリっ子したほうがいいのか、はたまた自然体がいいのか、内心は大混乱を極めます。

また、プレイ時間やコース内容も情報のひとつです。
例えば「本指名×2時間」コースだと標準的な心理状態でいられますが、「フリー×2時間」
だともうどうしようもありません。なんでまたそんなに長い時間フリーで来るんだよ!ゲ
テモノ喰いか覆面取材なのか!と思わず内心毒づいてしまうこともあります。
(そして実際覆面取材だったこともあります)
更にプレイ内容(オプション等)がイロモノだったりすると……。
……の部分はお察しいただけたらうれしいです(^^;)

このような内心の動揺を経て、お客様をプレイルームでお迎えする瞬間はまさに一瞬。
比較するのもどうかと思いますが、彼氏を家に入れるときの10倍以上緊張します。
電話ではまだ顔の見えないお客様と直接対面したときの緊張は、1対1だからこそ。
指名をとるのが嬉しいのは、こういうことも関係しているのかな、と思う今日この頃
です。

2012/10/25 07:46 | chica | No Comments