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2012/09/16

早いもので、もう9月も半ば。
僕の学校は今週で3学期終了。その後は一週間の学期休みがあって最終学期、4学期に突入。もう年度末です。

一学期は、基本的に10週間ありまして、第4学期はほとんど試験のため、授業はないと思っても過言でない。

特に5、6年生(日本で言う高校2、3年生)は共通試験が11月に行われるため、4学期が始まって10月に、校内学年末試験がある。というわけで、僕の今年の授業はもう終わったようなもの。あとは試験準備のみ。

さて、その5、6年生の共通試験は、事前にそれぞれの科目ごと、実技だったり、レポート課題の提出があり、そのレポートと筆記試験で、4科目以上合格点をクリアできると、進級できるという仕組み。

僕は、5、6年生の音楽を担当しているので、今はその提出課題に終われています。

ところが、5年生の4人が、これまた、のんびりと適当に済まそうと言う魂胆見え見えでして、全然進まない。ちなみに5年生のレポート課題は3つ。西洋の作曲家(古典派以前)、トンガ人の作曲家それぞれ一人ずつ選び、生涯と作品について、それから各自が実技に選んだ楽器について、それぞれレポートを書かなければならない。

西洋の作曲家に関しては、バッハを指定し、僕なりにかなり丁寧、親切に、手取り足取り取り組んだのですが、なかなか提出せず、出したら出したで「全く」頓珍漢なものが…orz

これだけ手取り足取りしてこの様だと、残りのトンガ人作曲家、楽器レポートは悲惨きわまりない。

さらに提出課題には「作曲」もあり、5年生はメロディの作曲とその実演が科される。ちなみに2曲。

全く危機感のない連中、僕ももうお手上げ。校長と教頭に相談し、
「金曜日までにバッハのレポートを仕上げなければ、今年の共通試験に挑ませない!」
という結論に達した。

4人中二人は全くダメダメなレポートでとても受け取れるものではなく、さらに二人は提出すらしなかった。この4人はどうやら他の科目でも同じで提出してないらしく、どうやら外れくじを引いたっぽい。いい奴等なんですけどね。

はい、留年決定。

ダメダメレポートを出した二人は、書き直しを命じ、週明けに再提出。ちなみに校長もそのレポートを、チラッと見たそうですが、あきれたと言ってました。ま、出すだけ誠意を認めようじゃないか。

でも、残りの課題がとても間に合うとは思えない。ちなみにバッハが6月から準備して、駄目なのに、これから彼らが調べる課題が間に合うわけがない。

というわけで、今年の僕の成果は、全く実りを結ばなそうです。6年生の方は、音楽が一人ですが、なんとか食らいついてきているので、そちらに期待する。

今年は、僕個人的には、しっかり準備したし、それなりに授業を展開してきたつもりだけど、残念ですが不発に終わりそうです…orz。

さ、共通試験を受けるも受けないも、実働残りあと1ヶ月ほどで今年も終わり。自分のやるべきところをしっかり向かい合わなければ…。

すいません、すっかり愚痴ってしまいました。

2012/09/16 04:48 | suzuki | No Comments