今、日々の練習の中でもっとも気になること、というか、探していることとは。
それは、「どうやったらコンディションをピークに持っていけるか」ということです
(あれ? なんかあんまり面白そうではないですね…)。
さて…。
トランペットにおいて、音の発生源は自分の唇であるわけなんですが、唇の状態(いい音が出るか、うまくコントロールできるか)が、日によってまちまちなんですよね。
ごくごくたまに、とても調子のいいときもあります(年に数日…)。
すごく良く鳴る感覚があって、疲れにくくて、高い音もびゅんびゅん出て、という状態です。
このようなコンディションのピークを、自分のコントロールによって導き出せないものかと…。
本番当日に、そのようなピークを持ってくることはできないものか、と…。
で。
最近、休みを取る(吹かない日を作る)ということが鍵だったりするのでは? とちょっと思っています。
まれに、休んだ次の日に限って、思いのほか調子が良かったりすることもなくはないです。
まあ大抵の場合は、1日でも練習を休むと、その前の調子まで戻すのに、早くて3日、長ければ1週間かかってしまうんですけど。
2日休んでしまうと、1週間から10日かかってしまうような気がします…。
なので、ぼくは旅行とかには全然行きたいと思いません。何日も練習を休む、というのはあり得ません。これはぼくが努力家だから、ということではなくて、びびりだからです。休む勇気を持てないんです…。
実際、盆暮れで田舎に帰省するときでも、必ずラッパは持ち帰ります。
ところで、先日(9月7日)のライブの次の日、1日、練習をしないことにしてみました。直前まで結構練習していたので疲れもたまっていましたし、当日も結構疲労しましたし。
休んでみて次の日、調子が抜群だったりしたら、「追い込んでから1日休むと絶好調!」という、コンディションをピークに持って行くための勝利の方程式が完成するのではないか、と。
…。
だめでした。
やっぱり休み明けの次の日、全然音が出なくなっていました(全然というは、自分の感覚的な話しなのですが…)。
今日で、練習を再開してちょうど7日目です。概ね調子が戻ってきたような気がします。
ということは…?
本番の1週間前あたりに1日、練習を休んでみる。そうすると本番まで調子は上がっていくだけ。こっちが勝利の方程式か!?
…。
そうでもないですね…。
一応毎日、昨日よりは調子がいい、と上がり調子感覚を味わえていましたが、今日が絶好調だったかというと、やはり違います…。
コンディションをピークに持って行く、勝利の方程式を編み出すこと。
これはなかなか難しい命題です。いつか編み出したい…。
って、現状ではまだまだピークであってもたかがしれていて、まあ毎日もっと練習しなさいよ、って話しなんですが…。
そんなこんなで、ぼくは今日もラッパを吹いて暮らしています。