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2012/08/28
本番1週間前に私の相方がクラスをリタイアする決意をし、相手役を失いました。
その日たまたま相手をやってくれた仲間が、初めて合わせたのにしっくりきたので指定3人ではないけど、彼にお願いしようと思った翌日、
「代役、僕にやらせてくれない?」と立候補してくれました。
ナニコレ、すごい嬉しいんですが。
他人のピンチをチャンスととる姿勢と、何より一緒に作品をつくってみたいと思ってくれたことに感激しました。
その歌唱発表会が昨日ありました。
セルフ演出。谷川俊太郎氏の戯曲で「アダムとイヴの対話」を抜粋。
以心伝心より言葉が重要だ!という(ただ、愛してると言わせたいだけ)喧嘩を吹っ掛け
「君の全てが知りたいんだ。君の身体中にキスしたいんだ。」と迫られたり
「もうちょっと待って」と言えば、「その台詞はもう聞きあきたよ。」というベタなやり取り。
「君は僕を通してしか男を知ることができないからさ」という名台詞を言われたり。
色々忙しい10分。台詞を言いながら林檎をキャッチボールしてみました。
歌に入った瞬間に林檎の意味が薄くなってしまったのが反省点ですが。
聴きに来てくださった方が、全体講評で
「台詞と歌の音色が違って別人になってる人がいる」という言葉もありましたが
私は違うものだと思います。
オペラのレチタティーボとアリアだって同じに聴こえるかというと怪しい所だし。
どうなんでしょう。
ミュージカル仕立てではあるけど、芝居はストレートで音楽を伴っているわけでもない。
しかしながら、ストレートな発声と歌唱発声がまだリンクできません。
台詞を歌わないようにしたぶん、負担。 まだまだです。
2012/08/28 10:37 | uika | No Comments