« イクメン・ネイリストを訪ねて | Home | 正確に捉えることの難しさ »
こんばんは。
ここのところ風俗の話が続いたので、しばらくキャバクラに関するお話をさせて頂きます。
テーマは、「営業」。
このコラムでも散々営業って書いてきましたけど、一口に営業と言ってもいろいろな手法、
やり方があるので順番にお話ししていきたいと思います^^
さて、一番最初に「営業」とはなんぞや? ということなんですけど、営業というのは基
本的には「お客様にお店に来て頂くための来店促進活動の全部」をひっくるめた活動、と
お考え頂ければいいのかなーと思います。
だからお客様にメールを出すのも、お電話をするのも、同伴・アフターをするのも、全部
営業、つまりキャバクラ嬢のお仕事の一部です。
ここで、「え!? だって出勤しない日にデートしたのにあれも仕事なの?」と仰るお客様
もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、本心からそのお客様のことが好きで、休みの日でも仕事の日でも関係なく行動
をともにする、というキャバクラ嬢もいることは事実です。
ですが、それは本当に少数ではないかと思います。
クラブホステスなどをされているあるお姉さまに伺ったところ、彼女は「厳密にいって一
日まるまる休みの日は月に1日もない」と言っていました。月~金はお店に出勤、土日は
お客様のお付き合いでゴルフや映画、というスケジュールなのだそうですが、確かに土日
はお店に行くことはないとはいえ、指名に関係すると思うとお客様のお誘いは断れないの
だそうです。
ということは、つまり、これも営業活動の一環なわけです。
で、この営業活動なのですが、キャバクラ嬢が好きで通ってくださるお客様にとっては
「自分が営業の対象でないのか、そうなのか」というのは意外と大きな関心事のようです。
あからさまに「俺も営業されてる?」と聞いてくるお客様もいらっしゃいましたし、
「ちかちゃんさあ、もっと営業とかしたほうがいいよ」と言ってくださるお客様も。
(とはいえそれらのお客様にも営業活動を全くしていなかったわけではないのですが…)
営業されている、というのはイコール大事にされている、ということだとわたしは思うの
ですが、やはり仕事だから連絡が来る、とか、仕事だからデートしてる、と思うのは寂し
いというお客様の気持ちは十分理解できるところでもあり、悩ましい部分です。
そういうお客様にとって、「営業されているかどうかはどこで見極めたらいいのだ!」と
いう疑問がわいてくることと思います。…が、これは本当に難しい。
でもこういう営業スタイルがある、と知ることで、キャバクラ嬢の本心を探る手助けには
なるかなあ、と思いますので、次回は具体的に営業方法について書いてみたいと思います!