« 思いもよらない苦労・アトリエの改装 | Home | 速報……とまではいかないが、IJAチャンピオンシップで日本人優勝! »
さあ、ついにロンドンオリンピックも開会式を終えて、本格的に競技が始まりましたね。
こちらのコラムも、しばらくはペースを上げていきましょう。
開会式は朝早めに目がさめたこともあって大部分はリアルタイムで見ましたが、前回の北京五輪ほど派手ではありませんでしたが、まあちょうどいいかなという感じがしましたね。
それでも最後は、あの「ビートルズ」のメンバーでもあった、ポール・マッカートニーが登場し、会場と一体となった「ヘイ・ジュード(Hey Jude)」でかなり盛り上がったのではないでしょうか。
ポール・マッカートニーがすでに70歳だったことに大いに驚くとともに、その年齢を感じさせないパワフルさに、素直に感動しております。
というわけで、まずは柔道のお話をさせていただきましょう(爆)。
軽量級から順次競技が行われていますが、現時点でまだ日本は金メダルは1つも獲得していません。
男子で銀1個・銅1個、女子もようやく銀以上が1つ確定というかなり厳しい状況です。
特に悪い意味で記憶に残ったのは、男子66kg級において日本の海老沼匡選手と韓国のチョ・ジュンホ選手の試合でした。
両選手の戦いは、延長を含む8分間の試合で決着が付かず判定に持ち込まれたわけですが、最初は審判3人全員が韓国のチョ選手の勝ちと判定したところ、ジュリー(審判委員)に呼ばれて判定をやり直し、今度は3人とも海老沼選手の勝ちと判定したのです。
最終的に勝利を手にした海老沼選手でさえも納得のいかない表情で、見ていた私にとっても実に不可解な一戦でした。
結局海老沼選手は準決勝で敗れ銅メダル獲得にとどまりましたが、まだ22歳と若いので次回のリオデジャネイロ五輪での、さらなる活躍が期待できると思います。
これから重量級に移行していきますが、日本の巻き返しなるのでしょうか。
そしてなにはなくとも芸術系スポーツということで体操につなげるわけですが、こちらはまだ決勝が始まっていない状況で書いているので、詳しくは次回でということになるのですが、男子の内村航平選手の不調ぶりが気になりますね。
それにつられてか、男子は団体としても5位でようやく決勝進出となりました。
女子の好調ぶりとは対照的な感じさえ受けますが、女子団体は6位通過でした(爆)。
逆に言えば、それだけ男子の強さが際立っていたということでしょう。
決勝では予選の成績は持ち越しませんから、新たな気持ちでの健闘を期待しましょう。
また、元体操選手というつながりで、女子重量挙げ52kg級の八木かなえ選手にも、注目していました。
成績こそ12位と目立ちませんでしたが、重いバーベルを上げながらキュートな笑顔を見せる八木選手。
これは人気が出るのも、当たり前田の慶次郎ですね(笑)。
そして女子重量挙げといえば、48kg級の三宅宏実選手の銀メダル獲得が光りますね。
メキシコ五輪男子フェザー級で銅メダル獲得の、三宅義行元選手を父親に持つ「親子鷹」として、その父親を超える快挙を達成しました。
ほか、水泳では男子100m平泳ぎで五輪3連覇が期待された、北島康介選手が5位に終わる一方で、あまり注目されていなかったアーチェリーで女子団体銅メダル獲得という快挙もありました。
これから体操は佳境を迎え、後半には新体操やシンクロナイズドスイミングも行われますので、このコラムでもまた取り上げていきたいと思います。