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2012/07/31

ついこの前まで開催されていた、
IJA(国際ジャグリング協会)主催のジャグリングフェスティバル。

この中で行われているチャンピオンシップと言うのが、実質世界でもっとも権威のあるジャグリングの国際大会。
僕はこれを「世界大会」と呼んでもいいと思っています。

この大会、全部で3部門にわかれています。
18歳未満のみ参加可能なジュニア部門、2人以上のチーム部門、そして個人部門。

これまでの日本人ですが、ジュニア部門の優勝者は何人かいましたし、
それ以外の部門でも3位入賞は何度も入賞を果たしていました。

しかし、個人部門の優勝は、
2005年に矢部亮君が果たして以来、誰も達成者がいない状況でした。

ところが、今年、エトシさんが優勝を果たしました!!

世間ではオリンピックの話題で持ち切りですが、こんなところにも金メダル受賞者がいるのですよ!!

因みに、エトシさんのパフォーマンスは、僕はまだ拝見したことがありませんが、
話に聞いたところに依るとトスジャグラーだそうです。

「トスジャグリング」というのは、ボール、クラブ、リングなどの
いわゆる「投げ物」を扱うタイプのジャグリングで、もっともメジャーなジャグリングの華とも呼べるものです。

トスジャグリング以外、
つまりは、中国独楽ディアボロ、浮かぶ杖デビルスティック、葉巻の箱シガーボックスの3種目などは、
日本人のジャグリングテクニックは「世界に追い付いた」……とも言われていました。
(「まだまだですよ」という声もあるようですが、客観的な視点から見て僕は追いついたと言って良いと考えています)

一方で、トスジャグリング以外でこの大会の頂点に立つのは至難とも考えられており、
正直日本人がこの大会で再び金メダルを取るのはまだ先のことだろうなぁ……とも思っていました。

それが、こうもあっさりと取ってしまうことになろうとは。

ともかく、大変素晴らしいことであります。
エトシさん、本当におめでとうございます。

また、チーム部門では桔梗ブラザーズが3位を取りました。
優勝を目指していた彼らは「悔しい」という感想を言っていましたが、
3位入賞も素晴らしいことだと思います、そして、「悔しい」という思いがある限りは、また何度でも挑戦することでしょう。
彼らの今後の活躍にも期待です!!

2012/07/31 12:33 | ryuhan | No Comments