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2012/07/17

こんにちは。

暑い日が続いてますが、梅雨が明ければ本格的な夏の到来ですね。
ピーカンにお日様が照りつけている街中で、赤信号を待っていると、アスファルトからの照り返しも相まって、本当に熔けてしまいそうです。

さて、この信号機。最近では電球式から、消費電力の少ない発光ダイオード式のものに変更されつつあります。
それぞれ赤・黄・緑(青)色が使われていますが、何故この3色に決まったのかには、ちゃんと意味があります。

信号機の歴史は、1868年イギリス・ロンドンに設置された鉄道用のものが最初だといわれています。
鉄道事故を防ぐ為、信号機を設置したのですが、一番目立つ色という事で「白色」「赤色」が採用される様になりました。白色が進めで、赤が止まれ。
その後、電灯が普及し始め「白色」があまり目立たなくなってきたので、赤色の補色(相反する色)の「緑色」に代わったようです。

実は、この赤色というものがクセモノ。
色の中では彩度(色の鮮やかさ)が一番高く、情熱的な感情を動物に与えます。闘牛士が赤いマントで牛を挑発させて華麗にかわすシーンは、少なからずともテレビ等で見た事があるでしょう。
本能的に危険を感じる赤色が止まれとなったのも納得出来ます。

赤色といえば、フェラーリをはじめスーパーカーのボディカラーのイメージってありませんか?
何を隠そう、僕のカウンタックも赤色なんです。

ただでさえ目立つスーパーカー。一番目立つ赤色を選ぶのには、それなりの理由があります。
一般車が走行している時、遥か後方から迫り来るスーパーカー。その車影をバックミラーでいち早く見つけやすいんです。
ちらっとミラーに映った赤い車影。次の瞬間にはバックミラーいっぱいに映ったかと思えば、あっという間に抜き去って行ってしまう。
これは双方にとって、危険回避、安全運転に役立っています。
ドイツのアウトバーン(制限速度のない高速道路)では、一瞬で抜き去って行った車の車種すら特定出来ない事も多々あるようです。

また、スーパーカーのオーナーは、多少なりとも自己顕示欲が強く、我が子を自慢する親と同じ気持ちを持っているのかも。

わが子が一番

 

じゃまた。

 

2012/07/17 09:00 | taro | No Comments