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6月○日
市内の川にホタルを見に行く。川の前に美人ハトコが住んでいて毎年「出たよ」と情報をくれる。今年は多いと聞いたけど、遅かったのかやる気がないのか3匹くらいしかいない。しかし天然。もっとがんばれ。
6月○日
水槽の展示換え・大移動。300キロくらいの砂をバケツに少しずつ入れて水槽間を何往復もする。こういう時のコツは、自分はマゾなのだ、あぁ、楽しい、快感だぁ!っと思い込みながら重労働に励むことだ。なぜか30代のボクとトダテ君がこの役を引き受けて、おとなしくマゾになった。水槽はどんどん換えていき、トレンディの「水塊」(チックな)展示もできる(予定)。
6月○日
オオグソクムシという深海のダンゴムシの親分みたいなエイリアン生物が大量に水族館にやってきた。こんなにいらない。漁師さんの嫌がらせだ。300匹以上在庫を抱えてしまった。展示する水槽もいっぱい。途方に暮れる。
6月○日
安室奈美恵ちゃんのファンクラブに入ろうか真剣に悩む。
人生で初めてプラネタリウムに行く。しかも世界最大級らしい。名古屋市科学館。即殺で寝る。
6月○日
FA宣言した「オオグソクムシ」が、福島の水族館さんの「クマガイウオ」とのトレードが設立し、クマガイウオゲット。カッコイイ。
「オオグソクムシ」は現在もFA宣言中。あなたの施設にお一ついかがですか?
6月○日
後輩のクラゲ採りを観察。漁港に浮いているので、ひしゃくで水ごと掬うと馬鹿みたいに簡単に捕獲できる。クラゲなんか採ってどうすんだ?ヘンなヤツだなオマエ、っとオマエのほうが3億倍ヘンなヤツだ、と思える地元の親父にカラマレル。
クラゲは弱そうに見えて、少しくらいなら素手でつかんでも大丈夫なことを知った。子供の頃、浜辺に掘った穴に大量にクラゲ採って入れて、棒でグシャグシャにして、その辺に落ちていたゴミのお皿に盛り付けて、オシッコをかけて置いておいたら、通りすがる人は寒天と間違える人がいるか、ということをやったことを思い出した。すると、なぜか急速に気分がものすごく悪くなった。
6月○日
市内の海で青潮発生。青潮はこの辺りの地域では苦潮という。海底にあった酸素のない水が雨と風によって潮の流れで海面に上がってきて、魚や生き物が酸欠になる。
新鮮な海水に戻すと、酸欠は治り元気になる。どこからか沸いて出てきたように大量に発生する海好きオヤジ達にまじってアミでホイホイ掬う。オヤジ達は晩御飯のおかずにするのだ。シロギスとアイナメが多い。展示が潤う。
6月○日
前回のコラムで書いた「アピストグラマ」という魚の洋書をamazonで入手。ウシシ。しかし全部ドイツ語なのでまったく読めない。普段はめんどくせぇことだが、こんな時、全世界共通名である「学名」のありがたいこと。説明はドイツ語だけど、魚の名前は学名で書いてあるので、どんな名前の魚かはわかる。
そして安室奈美恵ちゃんのファンクラブに入ろうかまだ悩んでいる。