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皆さん、おはようございます。
基本的に遵法意識は希薄な私ですが、
それなりに配慮というものはする人間です。
例えば自転車駐輪。
必ずしも駐輪場にばかりとめるわけではありません。
そこは大阪市民ですから、放置禁止区域であろうとも、
あまりまずくはなさそうなところであれば、
臆面もなく停めてしまうことにしています。
ただし、あまりに問題がないよう、
停め方には多少気を遣います。
その横にも何台となく駐輪はされていますが、
それらの自転車の持ち主が来た時、
出にくくないよう、
さりとて幅をとりすぎないよう、
配慮した置き方をします。
ところが、こちらが用を足して戻ってくると、
私が横の自転車との間にとった、
ほんのわずかの隙間に無理やりに突っ込んだ、
それもたいていはちょっとイカれた自転車が
置かれてあったりするのです。
「おいおい、もうちょっと配慮しろや!」
とか思うわけですが、
考えてみたら他人のことなど配慮しないような人間が、
自転車放置をするわけです。(笑)
私みたいに遵法意識は希薄だが、気遣いはする、
という理屈っぽい人間は、そうそういないでしょう。
この点について、もう一つ思うのが自転車のカゴの中。
時々、ごみを私のカゴに入れているバカがいるのです。
例えば、空き缶とか、マックのドリンクとか。
これを入れた人は考えているとは思うのです。
街を汚すまい、と。
ごみを道に捨てまい、と。
しかし、残念ながら他人のカゴに入れたのでは、
不道徳以上に、卑怯な偽善者に成り下がっている、
ということに気づいてはいないようです。
私は、そうしたごみを所持している場合、
道に捨てるようなことはしません。
ごみ箱を探し、なければ持って帰ります。
しかし、一番しないのは他人の自転車のカゴに入れることです。
私は、自分の自転車のカゴにごみが入れられていた場合、
即座に道に投げ捨てます。
それはなぜかというと、
道はまだ、お金をもらって掃除する人もいるのです。
それはすぐ前にあるお店の人かもしれないけど、
業者の人間かもしれない。
あるいは誰も掃除せず、街は汚れるかもしれないけれど、
少なくともそれは不道徳であったり、
条例によっては犯罪であったりする、それだけのことです。
少なくとも卑怯ではありません。
この点について、色んな考え方はあるでしょうが、
これが私の価値観です。
他人にごみを押し付けて、
自分は街の景観を守ったような顔はしないのです。