こんにちは。
あんまり過激な話ばかりしても引かれてしまいそうなので、今回はソフトにキャバクラ嬢 の
衣裳についてお話したいと思います^^

キャバクラ嬢といえば制服とも言えるのが、ロング丈を中心とするドレススタイル。
定番中の定番ですが、丈はロングでも胸元がきれいにみえるベアドレスやスリップタイプ、
ワンショルダーなど本当に沢山種類があります。 お店のほうでひとつのドレスを選んで
制服として統一しているところもありますが、殆ど のお店がドレスは自由なので、女の子
のセンスの見せどころでもあります。

ドレス選びは楽しくも難しいもので、自分のチャームポイントによって似合うものを選ぶ
わけですが、これがまた大変。
お財布と相談しつつ（安いもので6000円くらい、高いものは天井知らずです！）、試着 を
繰り返して買ったドレスというのは結構愛着がわいてくるものですが、お客様の手前 毎日
同じドレスというわけにもいかず、通常3~5着を着まわしている女の子が多いよう です。
わたしの場合は背が低いのでミニ丈の白ワンピース、ミントグリーンのベアドレスを定番 に、
柄モノのドレスを3着くらい入れ替えて着回ししていました。

で、このドレスなのですが、当然のことながら流行のカタチや素材、色は先輩キャバ嬢と
被る危険があります。
多少似てるかな？　くらいであればまだいいのですが、ほぼ同じものだと大変なことに。
ドレスが切られる、という分かりやすいイジメはあまりありませんでしたが、よくよく見 ると
裾が汚されていたりファスナーが上がらないように布が噛ませてあったり、という 小さな嫌
がらせは発生する恐れがあります。
わたしも新人の頃、ナンバー入りの先輩とまるかぶりのドレスを買ってしまい、泣く泣く
お蔵入りさせたこともありました。
勿論その逆で気を使わせてお蔵入りさせてしまったこともあったと思いますが、全ては店 内の
和を乱さないための当然の配慮。
暗い場内ではドレスで女の子を見分けるお客様もいらっしゃるので、先輩とは被らないよ う、
後輩キャバ嬢たちは日々ドレス選びに神経を使っているのです。

色とりどりのドレスを着て、笑顔で働くキャバクラ嬢。
ドレス選びはその最初の一歩であり、だからこそ、「この色は○○ちゃんの色」「これは○ ○
ちゃんのよく着るドレス」という認識を頂ける喜びは大変なモノ。
キャバクラという女の園での闘いの一部でもあり、お客様に目をとめていただけるドレス
選びは本当に面白くて大変だなあと思うのでした。