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今から書くことに、写真を合わせて載せたいのに、載らん。アップロードできんぞ。。。ゴメンナサイ。。。
超水族館ナイト&チビッコ動物園・水族館長会議に参加する前に、午前中に関東入りして八景島シーパラダイスという神奈川の水族館へ行ってきた。お友達がいるので、コネ入館できるのだ。へっへっへ。
水槽の中にエスカレーターのトンネルがある、よくテレビドラマなんかの撮影で使われるメインのような大きな水槽はイワシが大群でワラワラ泳いでおり、その中を牙出しヤクザザメやケケケ笑いの大型エイがイワシを蹴散らしながら泳ぐ、という今流行のスタイルで、青い照明が照らされていい雰囲気だった。
貧弱水族館旅人の負け惜しみ的評価を言うと、イワシの群を見るために上を見上げると水面の上の作業通路などが見えてしまうのがマイナスポイントであるな。ワシならゼッタイもう一歩突っ込んだ演出が出来るな。たぶんな。なんとなくな。なんちゃってな。
八景島でこの水槽よりも驚いたのは「アルタムエンゼル」というエンゼルフィッシュの最高峰が元気にいたことであった。しかしこれは一般のお客さんからみたら気づかないことであるが。。。
タカアシガニに触れるプールがあると聞いて来たのが目的だった。タカアシガニのタッチングはウチが3月の新水槽で全国で始めて常設でやろうとしていたのに(イベントの時限定などでは静岡の水族館などがやっている)、先にやっちゃいかんだろうが、ということで、ただちに止めなさい、と言うのだ。っと鼻息を荒くして現場に向かったのだが、人間がそのまま入って水槽の中に浸かりながらカニを触るタイプのタッチングプールで、寒いので少年が3人入ってヨタヨタしているだけで、少年達はカニには興味を示していなかった。
これなら大丈夫。ウチがやるのとタイプが違う。よしよし、大丈夫。許してあげよう。
八景島シーパラダイスはデートには最高の水族館。遊園地も複合しているので、そこのキミは気になるアノ子を連れてゴーだ。
ハッケイ良い、のこった、のこった。
なんのこっちゃ。
水族館ナイトに参加して、チビッコ園館長会議が朝の5時半間であったのだがコーフンを抑えてマンガ喫茶で1時間半だけ寝て、新橋から上野へ行き、そこから「フレッシュひたち」という何がどぉフレッシュなのか理解できない遅い電車に乗っかって2時間くらい。茨城県へ。
そこに住んでいる弟と合流。夜に会って泊めてもらう企みだったのだが、休みだし暇だから連れて行け、というので、彼の車に乗せてもらって「アクアマリンふくしま」という福島県の水族館へ。弟の車に乗るのは初めてで、福島までの2時間助手席でヒザの上にグーにした手を乗せて、なんだか終始緊張した。
アクアマリン福島はイイ水族館で、何年も前の水族館に勤め始めたばかりの時、ヘラヘラしてバカ顔で行ったときはレベルの高い展示で、我が勤め始め水族館と比較すると圧倒的な差があり、感動と悔しさで泣きながら見たという水族館だ。
今回は2回目の訪問。あの時とは違う。成長して帰ってきたぞ。もぉ泣かないもんね。
福島もお友達がいるのでコネ入館。テヘヘ。アリガトゴゼェマスダァ。
この水族館は「環境再現」に凄まじいこだわりと執着を持った、他の水族館と雰囲気の違う水族館で、個性がある。しっかし、金あるのかなぁ、立派な水槽ばかりだぜぇ。オラ、ワクワクしちまうぜぇ。
ここでも、貧弱水族館旅人の負け惜しみ?というかエラソー発言を言うと、センスとある程度のお金があれば環境再現水槽は結構簡単に出来てしまう。ソレを水族館の展示としてどぉ見せる(魅せる)のか、が結構重要なんじゃわい、と思った。どの水槽も環境再現がスゴかった。
弟を先に歩かせて感想を勝手に言わせたり、疑問点を聞いたりした。一般の人の目線や考え方、感じ方を知りたいのだ。連れてきて良かったぜ。っといっても、弟が車で乗せてきてくれたんだが。
この水族館でも、イワシの大群がいて、ここではサメじゃなくてシイラというやたらデコの広いオッサンのような魚がどけどけぇ~っと言いながら彼らの群れを蹴散らして泳いでいた。どこでもイワシは大変なのだ。その辺りのオババの家の玄関にいるキンギョのようにオチオチ優雅に泳いでいられない。
1回目に行った時一番バランスが取れていて魅せる!っという感じだった水槽はやはりなかなか良かった。冷静になってカメラを構えると、なんだ!ガラスが下から3分の2くらいのところで上下貼り合わせてある!高さがある水槽で展示もバツグンなのにコレはもったいないぞぉ!
お友達の美女飼育員にセイウチとかの裏へ案内してもらって、弟はセイウチを始めて触って感激していた。
どちらの水族館もイイ水族館で楽しかった。ウチの水族館の5千倍くらい、いい水族館だな。オレ、頑張るよ。イイ水族館の5千倍くらい、いろいろやることダラケなのだ。