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フィスブックがNYで上場されました。
ハーバードの天才学生が世界に経済の面でもデビューした瞬間です。ほんと凄いですね。
さて、みなさんはフェイスブックをご利用ですか?フェイスブックをどのように利用されていますか?ミクシーやツイッターも流行りましたが、やや下火になってきました。フェイスブックはどうでしょうか?
わたしは個人的にはフェイスブックですでに友達1200人くらいいますし、ホームページ以外にもフェイスブックページをこの度始めましたが、自分自身はまだ最大活用できていません。ただ、わたしの仕事柄このフェイスブックがとてもいいなと思っている事があります。
わたしは応用スポーツ心理学をベースに、心の状態を揺らがず・とらわれず、余裕のある状態(Flow)に切り替えられるための脳(ライフスキル)を鍛えるのが専門です。朝から晩まで1年365日おかげさまで、ビジネスマンから音楽家、アスリート、経営者までにトレーニングしているのですが、このライフスキルがスキル化するには原則があります。知識・実践・シェアの3原則なんです。特にライフスキルは脳の実践(考える、気づく、選ぶ、決める)によって生じた心の変化や感じをシェアしていくことによって磨かれていくのです。昔の日本はこの分かち合う団らんが比較的あったので、ライフスキルが自然にはぐくまれていたのだと思います。
しかし、現代においてはどの人もスキル化のプロセスで、このシェア、分かち合うことが難しく、このフェイズが弱いように思います。
そこで現代版のシェアの仕組みとしてフェイスブック登場です。
私がもっとも力を入れているトレーニングである年間3回のワークショップの受講生ではこのシェアを仕組みにするためにフェイスブックを利用しています。通常のフェイスブックでは出来事ややったことなどを書き込んでいますが、そうではなく、実際に実践したライフスキルとそれによって感じたことや変化した心の状態を書き込むようにしています。その感情や気分・気持ちを書き込みシェアしながら、敢えてライフスキルを育むレッスンの場としてフェイスブックを活用しています。
コンサルタントの会社“船井総研”ではライフスキルのトレーニングを受けたフローリーダーたちでフェイスブックのコミュニティーを作って日々、実践と体感をシェアするようにしています。講義をしただけの時と、その後もフェイスブックを利用してシェアしている時ではライフスキルのスキル化の度合いやスピードに差があるように思います。
そんなフェイスブックも現代版団らんとして利用価値があるのではないかと個人的には思っています。
フェイスブックは顔が見えるのでこの団らんが作りやすい現代の知恵になる?今後どうなっていくのか楽しみです・・・。