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小さいころからレンゲの咲く季節になると心うきうきしたものです。
田んぼ一面がピンクに染まり、友達と一緒に走り回り、レンゲのネックレスを作り、そして・・・白レンゲを探す・・・
今となっては、毎日遊び暮らしていた学校から帰ってからの放課後は永遠に続いていたように感じていたけど、一体全体どれだけ短い時間だったんだろう?!
あの田んぼ一面がピンク色に染まる光景は今では見ることが難しくなってきました。
レンゲの種の高騰が大きな理由だと聞いたことがあります。
レンゲやシロツメクサを使ってのネックレス作り。出来る子たちも随分少なくなってきてるんでしょうね?
今、子育て中のお母さんたち世代が作れなくなってる世代なのかも・・・
レンゲ畑がとても貴重になってるので白レンゲを見つけるのは至難の業?
その前にレンゲ畑で遊ぶ子を見ることすらなくなってきました。ましてや、人の田んぼに入るなんて言語道断?!・・・
我が家のすぐ近くに民家が両隣りにあるのに一角だけ田んぼが残ってる場所があります。
今年100歳を迎えられるおじいちゃんの田んぼです。
つい最近まで田植えから稲刈りまで、手をかけて昔の道具を使っての作業をされていました。
流石に最近は機械で植えた後、必要な場所だけ手で植えられるようになったけれども未だに100歳のおじいちゃんが元気に作業されるのです。
そのおじいちゃんが80歳過ぎの頃…^^;
ありあちんはよく田んぼに入って遊んでいたようです。(正確には我が家の子供たち)
ある日、ありあちんがいないと大騒ぎになって探したことがありました。
部屋や廊下の隅々に二階、そして近くの私の実家まで探しまわったけど見つからなくて途方に暮れていた時・・
大概こういうときは“お姉ちゃん”の勘が当たります。
その、おじいちゃんの田んぼのレンゲソウ畑の中で大の字になって寝ているありあちんを発見!
ピンクのレンゲのベッドがちっぽけなありあちんをすっぽり包んで隠していたのです。
我が家の語り草。
春はつくしにレンゲソウ 夏は夕暮れ海を眺め
秋は銀杏のブーケ作り 冬は陽だまり見つけ影踏み
ゆられゆられて 想い一つ~♪ (さつまっ娘 みつばちマーチより)