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2012/04/24

茶髪細マユゲ、上下紺色蛍光オレンジ線入りジャージの若い男がタバコを吸って、ダッシュボードに足を乗せてふんぞり返り助手席に座り、女性に運転をさせている光景を見ることほどハラの立つことはない。

男のほうは、コイツが運転して当たり前、オレ疲れてるからさ、ちょっと飲んじゃったし。という顔をしている。

こういう車をみると、即座にその車に火炎瓶を投げたくなる。あいにく、わが国にはどこのご家庭にも火炎瓶はないし、コンビニで気軽に手に入ることもないので、わたしは黙ってコラムを書いている。

運転している女性は20代。ストレートのロングヘア。化粧がうまいが、もともとの顔もそれほど悪くない。たまにワガママな一面も見せるが普段は優しくて笑顔がステキな美人系。

なぜ彼女はこんあアホ男と付き合ってしまったのだろうか。もしくは、なにかの罰ゲームなのか、しかるべき機関の研究実験なのだろうか。

動物本能的に考えると、メスは自分の子孫を残すべくオスを選び、その基準は強くて丈夫な子が産める優秀な遺伝子を持ったオスというところが第一である。助手席男はただ健康なだけであとは世の中に迷惑をかけるし、アホなだけだと思うので、女性の男性選定本能というのは現代社会の暗黒の渦に揉まれてくるってしまておるのではないか、と考え、夜も眠れなくなる。

 

まぁ、だまされているのだろう、と思って寝てしまうのだが、こういうカップルがそのままデキチャッタ結婚なんかをして親不孝的に暮らし始めるとその早期離婚率は高い。その理由は以下に述べる説(小林 2012)が有力だ。

アホ男は20代。女性は20代前半。女性の名前はヨシエという。ヨシエは23の時にアホ男の子供が出来て結婚。初めは幸せだったが、最近夫の愛を感じない。昔は家のことも手伝ってくれたが、最近は仕事から帰ってきても靴下を脱ぎ捨てビールを飲んで寝てしまう。子供の面倒も見ない。休日はパチンコに行き、ムダ銭ばかり使っている。

しかし、こんなもんだ結婚なんて。私の救いは3歳になる息子だけだわ。この子のおかげで私は幸せ。ヨシエはそう思ってあきらめているが、最近夫が浮気しているように思える。まだ30歳にもならない夫。他の女性に目が行くのもうなずける。

そんな疑惑を持ちつつもヨシエは日々家のことやママ友お食事会などをして暮らす。しかしある日ママ友経由で夫の浮気が発覚。問い詰めると大喧嘩になり夫は暴力を振るうようになり、晴れて離婚成立。以上簡単ながら離婚への経緯と変えさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

             

まぁ、離婚しないにしても、アホ夫のほうはアホなりに鉄鋼場などに勤め、景気のいい鉄鋼場なもんだからそこそこの稼ぎはある。ある日、工場長に「オマエ、バカだけどなかなか手先が器用だな、オレが教えてやっから、明日から研磨のほうで主任やれ」「エ、マジっすか、あざーす!」

などといわれ、給料アップ。お祝いに家族で外食に行く。しかしバカだからマナーが悪くて頼んだチューハイに対して「コレ、アルコール薄くね?シャレにナンネーヨ!」とか命令口調で店員を困らせる。5歳になった息子はすでに茶髪で後ろ髪を伸ばし、ヤンキーの素質がたっぷり。そいつはテーブルの上に乗ったり、イスの下を汚したりでやりたい放題だ。しまいには仮面ライダーのまねをしてコップをひっくり返して、テーブルは大惨事。

てめぇ!いい加減にしろ!殺すぞボケェ!!

っと、アホ夫が怒り狂って大きな声を出し、息子の頭を殴る。周りの客はビックリしている。隣の席のオババなんかは、さっきからずっとしかめっ面だ。しかしそんなこと息子にとっては日常的なこと。メシを食ったりションベンをするのと同じ感覚なので、殴られてもケロリとした表情で、泣きもせず反省もしない。

わが国の崩壊をリアルタイムで見ているようで悲しくなる。いっそのこと日本全て海に沈んで一国総消滅でもして他の諸国にお詫びしたいキモチだ。

ではアホ夫ではなく、頭のいいエリート夫はどうか。こーいう人って割とブサイクと結婚してブサイクな子供を生み落とすことが多い傾向にある。しかし、息子あるいは娘は幼少の頃から、いい大学に入りいい企業に入るため習い事漬け。マニュアル詰め込みで、いざ大変なときになにも出来ないオロオロ人間になる。通常時は人の気持ちや痛みを感じることが出来ない目先の自分の利益最優先型の人間。やはりわが国を滅ぼす。

                                     

そんなことを考え、2階のレンタルDVDで洋画を借りて、そのまま1階の本屋で本を買ったら、本をレジに出す時に、本ではなく2階で借りたDVDのほうをレジに出してしまったではないか!

「あ、えっと、そちらの本のほうでは?」

っと店員のオバサンに言われた。はずかしかった。

店員が車を運転していた美人系女子だったら、恥ずかしすぎて本屋もろとも火炎瓶を投げつけて燃やしてやるところだった。

おれもこうして日本をダメにしているのだろうか。。。

2012/04/24 02:13 | kobayashi | No Comments