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2012/04/10

はじめに、、、

 

 

見えるでしょうか?

この時期に森の中を、じーーーっと目を凝らして見て行くと、

こんな風に野生のアスパラガスに出会えます。

 

今年初のアスパラガス、やっと見つけました。

 

 

野生のものは、

栽培ものよりずっと細いのですが、

味やエネルギーはギュッと詰まっていて、とても美味しいのです。

日が傾き始める頃まで、夢中に採っていると、

子供達の声が遠くに、、、

はて?

 

 

麦畑を駆け回っていました。

他人の敷地ですが、

まあ、麦は踏めば強くなるらしいし、、、

 

 

さてさて、

昨日はキリスト教の祝日、イースターでした。

イタリア語では「パスクゥア」。

昨日がパスクゥアで今日がパスクゥエッタ。

学校もあわせて一週間ほど休みです。

 

ボンコンヴェントは年に一回のアンティーク市でにぎわっているのですが、

 

 

私たちはいつものように、

モンタルチーノの友達の家へ遊びに行きました。

 

パスクゥアには子羊を食べます。

 

 

外の窯で肉、ジャガイモ、アスパラガス、パンを焼きました。

 

 

その間にテーブルセッティング。

庭の花が飾られて、とても綺麗。

 

アンティパストはこちら。

 

 

今年は珍しく、うちのとうちゃん参加なので

とうちゃん作の緑のスフォルマート。

畑に残ったほうれん草と、行きしなに採った野生のネトル(刺草)、

リコッタチーズなどのスフレにトマトとオリーブオイルのソース。

口の中に広がる緑の野菜の香りと味に、

しっかりと煮込んだトマトソースがよく合います。

 

ネトルは一見紫蘇のような姿ですが、

触るとハチにさされるのと同じくらいの痛みが走ります。

なので、採る時は手袋をしてはさみでチョキチョキと、

そのまま洗って、すぐに湯がきます。

湯がけばもう刺されることもなく、ほんのりと香る草なのですが、

とても体に良いということで、

我が家は春から夏にかけては、よく採って食べています。

食べるだけではなくて、

リウマチや神経痛など、痛みのあるところに

生葉でサーーッとなでると良いらしいです。

 

さて、メインは。

 

 

薪窯で焼き上がった肉と野菜は、

少しスモークがかかったような、カリッとジューシーで、

パンもこれまたつやつやの良い色に、良いお味に大満足でした。

 

 

犬もおこぼれに大満足。

最後のドルチェを食べ終わったのは夕方の6時半でした。

長いですね、イタリアのご飯は。

 

 

 

2012/04/10 05:57 | emiko | No Comments