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はじめに、、、
見えるでしょうか?
この時期に森の中を、じーーーっと目を凝らして見て行くと、
こんな風に野生のアスパラガスに出会えます。
今年初のアスパラガス、やっと見つけました。
野生のものは、
栽培ものよりずっと細いのですが、
味やエネルギーはギュッと詰まっていて、とても美味しいのです。
日が傾き始める頃まで、夢中に採っていると、
子供達の声が遠くに、、、
はて?
麦畑を駆け回っていました。
他人の敷地ですが、
まあ、麦は踏めば強くなるらしいし、、、
さてさて、
昨日はキリスト教の祝日、イースターでした。
イタリア語では「パスクゥア」。
昨日がパスクゥアで今日がパスクゥエッタ。
学校もあわせて一週間ほど休みです。
ボンコンヴェントは年に一回のアンティーク市でにぎわっているのですが、
私たちはいつものように、
モンタルチーノの友達の家へ遊びに行きました。
パスクゥアには子羊を食べます。
外の窯で肉、ジャガイモ、アスパラガス、パンを焼きました。
その間にテーブルセッティング。
庭の花が飾られて、とても綺麗。
アンティパストはこちら。
今年は珍しく、うちのとうちゃん参加なので
とうちゃん作の緑のスフォルマート。
畑に残ったほうれん草と、行きしなに採った野生のネトル(刺草)、
リコッタチーズなどのスフレにトマトとオリーブオイルのソース。
口の中に広がる緑の野菜の香りと味に、
しっかりと煮込んだトマトソースがよく合います。
ネトルは一見紫蘇のような姿ですが、
触るとハチにさされるのと同じくらいの痛みが走ります。
なので、採る時は手袋をしてはさみでチョキチョキと、
そのまま洗って、すぐに湯がきます。
湯がけばもう刺されることもなく、ほんのりと香る草なのですが、
とても体に良いということで、
我が家は春から夏にかけては、よく採って食べています。
食べるだけではなくて、
リウマチや神経痛など、痛みのあるところに
生葉でサーーッとなでると良いらしいです。
さて、メインは。
薪窯で焼き上がった肉と野菜は、
少しスモークがかかったような、カリッとジューシーで、
パンもこれまたつやつやの良い色に、良いお味に大満足でした。
犬もおこぼれに大満足。
最後のドルチェを食べ終わったのは夕方の6時半でした。
長いですね、イタリアのご飯は。