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陽の出前に目を覚まし、
2階の窓から陽の出を見ていると、
遠くの山から鮮やかなオレンジ色の朝焼け、
ママと子供たちを起こさないように下におり、
薪ストーブに火を入れていると、
次第に外の風景に朝靄がかかり出しそのうちに雨が降り出しました、
それでも食事が終わる頃には雨は上がりお日様が顔を出してきたので、
本日の予定の家族全員参加で皮むきを終えた丸太の移動、
今までママが丸太の移動の相手方勉てくれていましたが、
なぜかママの力が急に非力になってしまい、
昔だったらなんて事のない丸太が持ち上がりません、
しかたなく娘に手伝ってもらい丸太の移動終了、
季節は春なのでしょうか、
部屋の中では虫達が冬眠から目覚め動き出しています、
そして陽は暖かく上着を一枚脱ぐ程の暖かさ、
いつの間にか遠くの空から黒い雲が近ずいたかと思うと、
急に大粒の雪が振り出し、
そのうちに森全体が白く濁り吹雪になるしまつ、
雪はしばらく降っていましたが急に雲の間から日が顔を見せると、
再び春の陽気の暖かさが戻りました、
陽が山に隠れる頃に、
今度は雪と言うよりはあられが急に降り出しました、
そして夕方5時を過ぎる頃には気温が急に下がり出し、
外の流しの水が凍り始めました、
なんという一日なんでしょうか、
まるで春の神様に遊ばれたような一日でした、
そう言えば昨日はママの提案で、
宮崎駿監督作品の千と千尋のモデルになった、
四万温泉の積善館に行ってきました、
四万温泉はここから一時間程度の近さでした、
さすがに日本最古の温泉旅館と言うだけあって、
建物の細かな作りの部分にも凝っており、
旅館内を意味も無く歩き回ってしまいました、
温泉の場所を案内され温泉の扉を開けると、
思わず声が出てしまいました、
一度扉を閉めて外に出て周りを見回し、
意を決してして再び扉を開けていざ温泉へ、
まるで千と千尋の湯屋へタイムスリップした感じでした、
今日のこの天気、
まるで昨日のタイムスリップの続きのようでした。