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2012/04/02

カメラの進化でデジタル化した一眼カメラが一般となって来た今、撮ろうと思えばメモリーが大きいものだと300枚もシャッターが切れるすごくうれしい事なのですが、私がダイビングを始めた頃はまだフィルムカメラしかなく、一台で最大36枚しか撮れないため、1ダイブ60分間の時間では厳選しながらシャッターを切らないといけない時代でした。1ダイブで見られる生物体は多いときには50種を超えるや、珍しい行動をしている時など36枚ではすぐに撮り終わってしまうことがやや多くあったりしてフィルム数の少なさに悲しく思い、2台3台とダイビングのときに持って潜る台数が増えていった事が懐かしく思い出されます。またデジタルカメラも変わらないのですが撮りたいものによって使用するレンズも変わるのですが、レンズが変わるとレンズに合ったハウジングの前に付ける部分も変わるのですが、これは水中では交換することが出来ないのであれこれと撮りたい被写体が違えばそれに合わせてセッティングしたカメラハウジングを持ってダイビングをするわけですが、一眼カメラをセットしたハウジングはストロボなどを付けた完璧な状態で重いものだと陸上で20Kgとなる代物でこれを2台3台両手に引っかけての水の中の移動は滑稽な姿になります。

フィルムの時の一番良かった事と言えばカメラの操作はフルマニュアルのため、ちゃんと撮るために各自の好きな色合いなどを出すため基本なデータが必要なります。同じカメラを使って同じ被写体を何人かで写した場合、出来上がった写真は必ず同じように撮れないのでそこがすごく面白い所だった気がします。フィルムから初めてデジタル一眼に変えて撮った時はその違いがあまりにもありすぎてお粗末な写真を大量生産してきている今現在でこれからもデジタルと格闘して行くのでしょう、いつかは満足出来る写真が撮れる日を夢見て。

今回の写真:オオモンカエルアンコウ

2012/04/02 10:00 | nihei | No Comments