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4月に入りました。お元気ですか?
さて、国王の葬儀が先週火曜日(3/27)に執り行われました。色々ありまして、その都度アップしたかったのですが、私のケータイネットの月の使用上限(500MB)を迎えてしまい、アクセスできませんでした(泣)
国王トゥポウ5世は、香港で亡くなられまして、詳しいことはわかりませんが、トンガに帰国されたのは一週間前の月曜日。スクールバンドアソシエーションは、教育省との協力の元、国王がトンガに戻ってこられ、飛行場から王宮までの凱旋の最後の500mほどをトンガのすべての学校の合同バンドで先導することになりまして、先週末の金土とリハが繰り返されました。基本的に超炎天下かと思えば、急に雨が降りだしたりと、なんだか不安定な天候のもと、500人近い生徒の合同バンドでした。僕は、他の先生たちと共に、バンドの横を歩きながら、タイミングをリードしたり、足があってない!、列を揃えろ!など横から茶々入れる役でしたが、熱射病になりますな、ありゃ。(実際、その夜頭痛でダウンしました(笑))
で、当日月曜日、12時半に国王を乗せた飛行機が到着し、通常の車のスピードであれば30分弱の距離ですが、きっと徐行でしょうから1時間、いや、もっとかかるかな?という感じでしたが、バンド関係者は朝10時に集合。そして最終打ち合わせ。白人が入った場合、会話が英語になるのに、トンガ語がいまいち解ってない僕が入ってても全く英語に変わる雰囲気がないのはなぜ???
バンドと関係ない一般生徒たちは、国王が移動されるとき、沿道にならんで迎えるとのことで、12時前にそれぞれの学校の生徒たちは自分達の持ち場へ移動して国王を待つ。
バンドは12×40の整列をし、音合わせから、その他注意などを促している途中、子供が一人暑さでぶっ倒れる…。わかるよ、暑いもんなぁ…。私は団扇であおぐ役。
そして、演奏しながらメンストの待機位置まで移動し、あとはひたすらだらだらと、国王の到着を待つ。だらだらだらだらだらだら、ひたすらだらだらと。
3時ごろそろそろやって来るぞということで、それぞれ沿道に別れて待機。そしてしばらくすると、一斉に沿道にいた人たちが一気に座り始め、車が30台ほど次々と、結構なスピードで通っていく。前から3台目くらいの大きめのバンの中に、チラッと棺桶のようなものが。
まさかねぇ…。きっと政府要人たちは先に王宮入りして、国王を迎えるために向かっているんだろう。きっと王様は最後で、その前で僕らが入ってパレードになるはず…
すると、沿道にいた人々をはじめ、バンドメンバーたちも一斉に解散。
ええええええぇぇぇぇぇぇぇ??????
やっぱり前から3台目のバンが国王の車でした。金土と練習をして、日曜の真夜中12時過ぎ(すでに月曜当日)に、急遽プログラムがゴソッと変わったらしいけど、連絡手段がないので、そのまま集合。バンド関係者の直前打ち合わせと思われたミーティングではそのことが伝えられたようでした。生徒も含めて、「僕だけ」何も知りませんでした(爆)
まぁ、よくあることです。よくあることですけど、やっぱ淋しいなぁ…。
長くなりそうなので、分割します。