こんにちは。
キャバクラでのお話が続いたので、今日は風俗に関するお話です。

ところでわたしが風俗勤めをしていたことを知らない女性と話していると、「風俗に行く
男なんて信じられない」とか、「ありえない」というような否定的な意見を聞く機会が
結構あります。
風俗に対する悪いイメージが定着しているんだなあ、と思うとともに、お客様が一概に
そんな風に思われるのはなんだかかわいそうな気もしてしまいます。

風俗にいらっしゃるお客様の大多数は、現実のセックスに満足されていない、もしくは
現実にセックスが出来ない、という方が大半です。
例えばパートナーである奥様や彼女がいなかったり、いるけどさせてもらえなかったり、
遠距離だったり、させてもらえるけど自分の好みのプレイは出来なかったり。
特に最後の理由が来店動機であるお客様は、「自分がしたいようにすると奥さん（彼女）に
嫌われてしまいそうで」風俗店にいらっしゃると言う話もよく聞きます。
そう仰るお客様にハードなプレイを要求されたことは無いので、「多分大丈夫ですよ」と
伝えているのですが、しかし実際にお願いできるかどうかはまた別の問題。
こう仰っていたお客様がまたご来店くださると、「ああ、言えなかったんだなぁ」と思って
ちょっぴり切なくなってしまいます。

ちなみにお客様のごく一部ですが、まったくそれらしき行動をしないままお帰りになる、
という方もいらっしゃいます。
例えば昼寝だけしに来たと言ってホントに1時間半寝て帰っちゃったり、なぜかご飯を
食べようとお弁当持参でいらして食べてお帰りになったり、一時間ただ延々とおしゃべり
してお帰りになるお客様も。
風俗嬢であるところのわたしは「この人いったい何しにここへ…」と思いながらも、
一緒に寝たりご飯を食べたりおしゃべりをして過ごします。
特に1時間おしゃべりというのはキャバクラを経験しているから何とか間が持った、
みたいな部分もありまして、正直、楽しんで頂けたのかは今でも謎です。。。
そしてそういうお客様であってもこちらへの衣類の指定がブルマとかセーラー服だったり
して、それもなんだかなぁ、と。プレイをしないのにイメクラっぽい服を選ぶのは、
やっぱり非日常を楽しんでいらっしゃったのでしょうか？　
いまとなっては確認できませんが、当時は凄く複雑ながら何とかお客様が笑顔でお帰り
頂けるよう、必死に頑張った記憶だけが鮮明です。笑

個室で二人きり、というのはやはり特殊なシチュエーションなのだろうとは思いますが、
こんな風にお客様の寛ぎ方も来店動機もさまざまです。
だから、風俗なんて！と怒っていらっしゃる女性の皆様は、旦那さまや彼氏が風俗に
通われる理由を是非一度聞いてみてはいかがでしょう
もしかしたら新しい発見があるかもしれないですよ＾＾