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さて長谷寺・室生寺から画廊飛鳥に戻り、でも雪はますます降ってきました。
この日は飛鳥に泊まるのです。
なんと、お世話になっている万葉書家の鈴木葩光(ハコウ)先生が、今回のコンクールゲスト歌手出演をとても喜んでくださり、民宿をプレゼントしてくださいました。
葩光先生は、JUNKSTAGEで知り合った池上紘子さんのおととしの画廊飛鳥での個展で、私がコンサートをさせて頂いたときに万葉の衣装を貸してくださって、そのときから色々お話してくれたり、その後も飛鳥に遊びに行ったとき、大阪に泊まる私に食べ物をもたせてくれたり、もちろん大阪まで観にきてくださったり、いいご縁が続いている、私の”飛鳥の母”です。
そして葩光先生の書も、芸術家魂も素晴らしい。
そんな素敵な葩光先生と仲良くさせて頂いて幸せです。
その日泊まった民宿は、脇本さん。
なんと300年の歴史を誇る、素晴らしい和風宿です。
2月の寒い冬の日なので、なんと泊まり客は私だけ。
民宿をひとりじめしてるみたいな最高の気分です。
玄関には葩光先生の字がかかっていました。
さて、母屋の方で食事。
夕食は飛鳥鍋です。
葩光先生と画廊飛鳥の喜多さんと3人でいただきました。
飛鳥鍋は牛乳ベース。本来はやぎの乳を使ったそうです。
そこにお出しを加え、野菜や鶏肉などたっぷり。
まろやかで優しい味。ほんとうにおいしかったです。
お腹いっぱいで大満足。
楽しい食事でした。
この母屋が築300年の歴史ある建物。
梁もすごい。
情緒あふれる雰囲気で、ところどころに昔の日本を思わせるものが飾ってあります。
本番前日に心安らぐひとときでした。
おととし飛鳥へ来て、こんなにいいご縁が続くとは思っていなかったので、ほんとうにありがたいことだし、人の温かさが身に沁みて感じられました。
葩光先生が、「どうせ薄い服しか持ってきてないでしょう」と厚手のセータを持ってきて、私に下さいました。
これがあってよかった。
雪が降ったし、この日は激寒でした~~。
飛鳥の母はあったかい人です。
プロとしての真の厳しさも教えてもらった気がします。
葩光先生のかぶっている帽子は私がプレゼントしたもの。
葩光先生と喜多さん
私の大好きな飛鳥の温かい方たち。
また飛鳥に行くのが楽しみです。
次回は、第3回なにわシャンソンコンクールの模様です。
ここでちょっとご案内させて頂きます。
私の今年最初のソロライヴがあります。
冬から春にかけての、ちょっぴり切なくも優しい歌をお届けします。
「鈴木希彩アコースティックソロライヴ vol.11」
3/13(火)
1st 19:30~、2st 20:30~
(18時から入れます)。
チャージ 2500円+お通し+ドリンク別途
vocal 鈴木希彩
演奏 深町エリ
BAR青山R40 にて。
http://www.bar-r40.com/
東京メトロ「表参道」駅B3出口より、渋谷方向へ歩き、スパイラルホールを過ぎたひとつ目の角を左に曲がる。少し歩いた右側のお店(1Fがもつ鍋屋)の2F。
小さなお店なので、予約優先です。
残り席は若干ですが、お早めにご予約お待ちしております。
予約先
tel&fax 03-5901-9066
メール noa_heart_soul_1song@yahoo.co.jp