« | Home | »

2012/02/29

2月も末になり、冬もあとわずかですね。

屋久島では今週ぐらいから日中が15度を超える日がほとんどになり、他の地域より一足お先に春の気配が近づいているようです。

 

さて、以前からお話ししていたと思いますが屋久島では一家に一台ならぬ、一人に一台車を所有しているのが当たり前というくらい、車が足代わりとなっている。

 

ただ、車を持つためにはそれなりに維持費もかかるわけであり、特に屋久島では都会よりも年間走行距離が長くなる人が多く、ガタが来るのも早いものである。

 

先日、私の愛車「スバル プレオ」が購入してから5回目の車検を受けることとなり、旦那の同級生の家の車屋さん(知り合いの方が融通も利くし値段が安く済むため)に早めの入庫をしたところ、旦那経由で電話があり、「今回交換する部品が相当多いみたいで14万ぐらいかかるって言ってたけどどうする??」とのこと。

 

ちなみにこの車、8年ほど前にネットで検索して中古で購入。走行距離はまだ9000キロぐらいで特に車にも詳しくなかったので走行距離が少ないから長持ちするだろうと判断して購入したのだが、買った時にはすでに3年落ち。なおかつドアが半ドアになりやすく、後々よく考えてみたら「元事故車」だったんだろうなと後悔しつつもエンジンは良好だったので購入。ちなみにこのときの輸送費は25000円でフェリー代込だったのでさほど高くない買い物だとは思っていたのだが、2年前に私が保険会社に就職することとなり、1日の走行距離が100キロ弱となったため、前回の車検から5万キロを走行しており、車屋さんもびっくり!!

 

ちなみに屋久島の全周は105キロ。ということは2年間で屋久島を500周している計算というか毎日屋久島を1周しているということだ。

 

なお、今回の車検が来る前にも2回ほど車が調子悪くなり部品交換をしてもらっているのでこの調子だとここで車検通しても寿命が見えているなと・・・なお、今回までの走行距離は113,000キロ。

 

 

車検まで時間がないけど急いで車を探すことに・・・・

ただ、島で車を探すというのはあまり容易なものではない。

 

車種や年式にこだわりがないのであれば車屋さんから中古車を購入することもできるのだが、せっかくなので自分の好きな新しい車を購入しようと思い、そうなってくるとやはりネットで探すという手しかなくなってくるため、しばらくの間、毎晩パソコンとにらめっこをして理想の車を探す日々が続いた。

 

車を探す上では車種や年式や走行距離が一番重要になってくるのはどこも同じなのだが、屋久島の場合はこれに+αで輸送費用の問題も出てくる。

 

その為、車屋さんも九州圏内で探さないと輸送費だけでもえらいこととなるのである。

 

最近のネットのカーショップというのは便利なものでこちらの条件を入力してしまえばたくさんのディーラーや中古車ショップの見積もりを取ることができるので目ぼしい車をみつけるために、購入総額や輸送費について何社もの会社から見積りを取った。

 

私の希望としては燃費のことを考えて軽自動車しか考えていなかった。

 

車が移動手段のメインだからガソリンの需要は多いけど本土からガソリンを運ぶために輸送費というのがガソリン代に上乗せされているようで、常に本土よりも1リットルあたり20~30円は高い。ちなみに現在はレギュラーで1リットル170円ぐらいだろうか・・・

 

なおかつ、屋久島にはガソリンスタンドはたくさんあるのに競争が無いため、都会の様に店頭にガソリンの金額は提示していない。

なぜかというと、島民の店選びの基準は「付き合い」というのが一番だからである。なので常連になると多少は値引きをしてくれるようになるらしい。ちなみに私も付き合いでリッター2円引いてもらってます(笑)

 

なので、観光客がレンタカーの返車時にスタンドでガソリンを入れた後、レシートを見て驚くものだ。

 

さて、私の車は車検までに見つかるだろうか・・・

後編に続く。

2012/02/29 08:06 | hidaka | No Comments