« | Home | »

2012/01/24

夫が小さなバカンスにまた入り、

子供達と私はインフルエンザに罹っておりました。

みんなで罹ると大変です。

しっかりと寝ないと治らないよ!!!

と、いくら叫ぼうが、並んだベッドですぐに遊びだしてしまい、

注意しようにも自分もしんどいのでもういいや、、、と1週間経ちました。

みなさんはお元気でしょうか?

 

さて、バカンスに入る前に、

夫の下で働いていたジュリオ君、

「うちには動物がいっぱいいるから子供達つれておいでよ!」

と言ってくれました。

彼の家、ボンコンヴェントの街から3、4キロ丘へ登ったところ、

アルメーナというアグリツーリズモです。

http://www.fattoriaarmena.com/

 

ジャジャーン!

 

イエーイ! 馬!!

馬が草を食べるとき、

ゴリゴリとものすごい音がするの、知ってました?

 

あっちにもこっちにも馬でテンションあがる〜!

 

そしてヤギも。

このヤギ、顔が白と黄色が混じり、すごく綺麗でほれぼれしていると、

「あ、顔の黄色いの、おしっこだよ。」

とすかさずジュリオ君。

ヤギはメスを引きつけるフェロモンをおしっこの香りで出すらしく

自分でおしっこをしては顔になすり付けるのだそうです。

それで匂うんですねぇ。

それを知ってもあのチーズはやめられない。

 

牛もいます。

 

写真はあまりよくないけれど、素敵なプールにサンセット。

素晴らしいアグリツーリズです。

 

さてさて、日も暮れたし、おなかも減る頃でしょうと中へ入ると

ダダーン!

 

自家製サラミです。

現在イタリアではどれだけ自然なサラミでも、必ず保存料や防腐剤を入れなければいけないのですが、

これは正真正銘なにも入っていない、

自分で育てた豚のお肉と塩、こしょうだけです。

 

このサルシッチャも。

 

 

ジュリオ君、いろんな種類を惜しげもなくザックザックときってくれました。

 

 

「色がよくないのは何も入ってないからだよ。」

と言われましたが、思ってた以上に色はよかったです。

そしてお味も。

私、香辛料がたっぷりのサルシッチャを食べると、

後で必ず胸焼けをおこすのですが、これは本当にお肉でした。

脂身までが本当に甘くて美味しい。

切られる端から自家製ワインと共に味見をする私の横で、

ジュリオ君のお母さん、

「これもうちの鴨なんだけどね、

ほとんど野生だから肉に匂いがあるから野生のフェンネルと一緒に調理するわね」

と。

 

そして出来上がったのが

 

 

これ。

肉がしっかりとしていて、臭みは消え、香ばしくて。。。

 

アンティパストからドルチェ、ワインに至まで、すべて自家製。

私には贅沢の限りですと話をすると、お父さんが

持って帰りなさいと産みたての鶏卵を沢山包んでくれました。

 

いくらお金を積んでも、こんな食事はなかなか出来ない、

本当に贅沢な一夜を楽しみました。

 

 

 

2012/01/24 05:16 | emiko | No Comments