« 言いたいことと言えないこと、言いたくないこと ~定型という「手段」 | Home | 箱根駅伝で過ごすお正月 »
日付上、今年初投稿になるんですね。トンガの鈴木です。こっちの年明け直後に投稿しましましたが、日本時間で記録されるので…。
もう一週間が過ぎました。世の中はもうすでに動き始めておりますが、わたくしはまだまだバカンス中です。と言っても遊ぶ場所も金もないので、家に引きこもっていますが、何か?
12月に姉がトンガにやって来たときに、バイオリンを買ってきてもらいました。通販で9800円で、DVDや電子チューナーなどがセットのやつを。安く手に入るんですね(笑)。全くの初心者が高価なものを買っても、弾きこなせないし、これから独学でやってみよう、しかもトンガで!という自分にはどんな楽器であっても変わりないし、例え数百万の楽器でも、1万円弱の楽器でも、変わらないと思いますから、この楽器で十分。
姉が帰国して、クリスマス前辺りから練習を始めました。教則本に従って、きらきら星とか、むすんでひらいてとか童謡がメインです。子供から始めるという前提でこういう曲たちなんでしょうか。
わたくし、音楽大学を出ています。音楽学といって、音楽理論やら音楽史やら、楽曲分析して論文にまとめたり、音楽を学術的な側面からアプローチするという学科。トランペットは10歳からはじめて、ある程度高度な曲まで吹けると思います。趣味は楽譜を眺めること。
なんですが、
きらきら星が、でんでん虫がまともに弾けない(爆)
これは正直屈辱的です。四分音符、八分音符しかないのに。臨時記号(シャープやらフラットなど)が出ないのに弾けない。そして、耳元で叫びを上げる金切り声に…orz
こんなに難しい楽器だったんですね、バイオリンって。それでも、まともでないにしろ、童謡などでも一応曲になってくると嬉しいわけで、面白くなってきています。
そして、自分の好きなバッハの無伴奏バイオリンソナタとパルティータを聞きながら楽譜を眺めると、今まで眺めていた楽譜が全く別物に見えてきました。もうひたすら驚愕するばかり。はじめて楽器にさわり、その難しさを思い知らされます。
自分も楽器をやって来た人間の一人なので、楽器の難しさは十分承知の上でしたが、予想を遥かに越えたものがあります。
それでも、実際に弾いている人がこの世にはたくさんいるので、プロになるのは不可能でも、続けていれば「ある程度」までは習得できると思っているので、練習あるのみ。まぁ、まだまだ2週間ですからね、下手で当たり前か。
トンガの良いところは、基本的に苦情が出ないってところですね。一応同じフラットメイトには「ごめん!しばらく下手くそで迷惑かけるけど」と言っていますけど(笑)。
だらだらと無駄に過ごす長期休暇に、いいおもちゃができました。新年度は今月の23日からなので、もう少しバイオリンで遊びます。