2010/10/13
写真を撮り始めた頃「カッコイイ」とか「お洒落」とか、
そういった写真に憧れを抱いてた。
でもそれだけだと、内面に響く何かを伝える事は出来ないと思います。
所詮は表面上の「飾り」でしかないと思います。
では何が内面に響くのかって言ったら、
それは人それぞれ(撮影者側も見る側も)感受性は違うものだから、
これっていう答えなんてない。
でも、その人の「個性」や「感情」が滲み出る写真が、
心を動かす力が働く気がします。
そこで、最近の自分は写真を撮る時に、
「その場の空気」
をそのまま飾ることなく切り取るように意識してます。
上の写真は、公園の何でもない平穏な風景。
でも、自分はここに自然と人の穏やかさや優しさを感じてシャッターを切りました。
(右側の写真はJunkStage Cafeのすぐ近くにあった公園です)
今はPhotoshopやiPhoneなどのアプリで、
どんな写真でもそれっぽくカッコよくお洒落な写真にしてしまう世の中です。
加工するのはもちろん反対しません。
ただその場で撮った空気感や感情そのものは、
加工をしても忘れずにいて欲しいなって思います。
うん、その場の空気を吸うように、シャッターを切って行きたい。
今まで写真をずっと撮ってきて、出てきたほんの少しの答えです。
2010/10/13 07:26 | hide | No Comments