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2011/11/03

いつもはここは、週末にアイディアを練って週明けに書いているのですが、今回は「スピード命」ということで速報をお送りさせていただきます。

もうおわかりですね(笑)。
そうです、今日から「静岡大道芸ワールドカップ2011」が始まったのです。
そこで私もさっそく、静岡まで出かけてまいりました。
しかし、静岡は中途半端に遠いところでして、行くのに意外と時間とお金がかかるものです。
基本JRの鈍行で行って三島・静岡間だけ新幹線を使ったのですが、それでも往復で6千円ほどかかりました。
時間も片道3時間ほどかかりましたが、新横浜から新幹線を使ってしまうと往復で1万円は確実に飛びますからねえ(苦笑)。
それともうひとつ、静岡大道芸の観賞には「戦略」も必要となってまいります(爆)。
現地に着いたらまずガイドブック(500円)を購入し、出場メンバーと出演時間・場所を入念にチェックして、「今日はこの時間にこのアーティストを見よう」という計画を立てておきます。
なにしろ人気アーティストになりますと、パフォーマンスの1時間以上前から場所取りが始まっていますから、いい場所で見るためには早めに行かないといけません。
前の人は座り後方の人は立って観賞するわけですが、立って観賞するにしても後方では前の人の頭が邪魔して、見るに見られません。
そのため、ミニ脚立を携行して後方でも視界を確保できるようにしている人を多く見かけましたが、脚立の上での観賞は不安定ですしこれは公式にも推奨されていません。
そこで私は、こういうものを用意して事に臨みました。

この折りたたみ椅子を使って、座って観賞する人たちと立って観賞する人たちの境目で座って観賞すると、誰の視界をも邪魔することなく存分に観賞・撮影することができるのです。
ちなみにこの椅子は、なぜかシンガポールで2009年の5月に買ったものです(笑)。
また一口に会場と言っても非常に広範囲に広がっていて、別のアーティストを見るための移動距離・時間もかなりのものになります。
これらのことから、実のある観賞には事前の計画が大事なんですね(笑)。

さて、本題に入りましょう。
結局今日観賞したアーティストは3組でした。

まず最初は、男性の肩の上で女性がつま先立ちでバレエのポーズを見せる、「バレエ・オン・ザ・ショルダー」というペアのパフォーマンスを見ました。
実はこれ、中国雑技とバレエが融合した演目「東方の白鳥」として、ご存知の方も多いのではないかと思います。
私自身、2004年にその名も「ZATSUGI」と銘打たれた公演で、この演目を見ています。
その少し前に、NHKでもドキュメンタリーで放送されていたと記憶しています。
しかしそれを、これほど間近に見ることができるとは感動モノでした。

そしてお待たせいたしました(笑)。
我らがJunkStageのライター仲間の竜半さんが、「ジャグリングドラゴン ヒョウガ」に変身して、この静岡大道芸に参戦しました。
ドラゴンなので言葉は発しませんが、ディアボロ(中国コマ回し)・シガーボックス・5ボールなどバラエティに富んだジャグリングを見せてくださいました。
中には、ピコピコハンマーを使った珍しいジャグリングもありました。
パフォーマンス後には記念撮影の時間もあり、私もツーショットなど撮ってみました(爆)。
まあ今回は、これをレポートしたかったということがあります。
竜半さん、どうもありがとうございました。
5日・6日と、さらなるご活躍をお祈りしております。

最後は、昨年もご紹介したプリンセス・エレインのコントーション(柔軟芸)でした。
2009年にこの静岡大道芸でワールドチャンピオンに輝いた彼女が、3年連続で静岡にやって来てくれました。
過去2回はいずれも、「メイン会場」とも言える駿府公園内でパフォーマンスを行い、非常に多数の観客が殺到して観賞・撮影には苦労しましたが、今年は商店街の中の会場で行ったせいか意外と余裕を持って観賞できました。
それでも開演直前ともなれば、蟻の這い出る隙間もないくらい観客で埋め尽くされていましたね。
もちろん、それだけ見事なパフォーマンスだったわけですが。

午前7時半に家を出て静岡には10時半に到着、午後3時過ぎまで観賞して7時過ぎに帰宅という今日1日でしたが、けっこう疲れましたね(苦笑)。
観賞できたアーティストも3組と少なめでしたが、精選したメンバーで充実した観賞はできたと思います。
また週末にも、少なくとももう1回静岡に出向こうと思っています。

2011/11/03 11:37 | yamane | No Comments