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2016/02/25

サグラダファミリア

 

ジャン!

 

地下鉄の駅の出口を登って行くと

いきなりこの姿!

ちょうど居合わせたイタリア人家族の子供が、

「カスピタ〜〜〜、、、」(ビックリ)

と、魂を抜かれたような叫びを出したのが納得。

 

と言う訳で、

週末を使ってバルセロナへ。

ピサから1時間半とお手軽だし、

もうそろそろ、

子供達も美術芸術が楽しい頃かと食よりも見物に行ってきました。

 

サグラダファミリア

 

中に入ってみると、

「ホーーーーー、、、、、、、」

高さと美しさに魂が、、、

正しく「カスピタ〜」です。

 

実はかあちゃん、

20数年前にも

サグラダファミリアに訪れているのですが、

その時は工事現場を覗きに来たと言うか、

模型や修復作業を眺めに来たと言った感じだったのですが、

20数年も経つとすっかり出来ていて改めて感動。

 

サグラダファミリア

 

天井の高さの感覚がわかりますか?

ガウディは自然の美を最優先し、

人間工学を突き詰めていたというのがよくわかります。

柱が途中から枝分かれ、

この細さで大丈夫なんだろうか???

なんて思ってしまいますが、

もう何十年も立っているのですから

計算の深さにまた感動です。

 

サグラダファミリア

 

横を見れば暖色のステンドグラスが、

 

サグラダファミリア

 

反対側には対照的に寒色の。

中で立っていると、

光の入り方や細工が、

まるでキノコの匂いが漂って来る巨大な森に入り込んだような

不思議な感覚に。

時間が来たので生誕の塔へ登ります。

 

サグラダファミリア

 

穴だらけでヒヤヒヤ。

予防だとか安全だとか、

ここではそんなのどうでもいいです。

美しいんです。

 

サグラダファミリア

 

上の方はまだまだ工事中。

写真を撮ったものの、

頭の中は

「落ちないように、てっぺんの細工も見たい、

でも前にも進まないと、、、」と

見るものや考える事が多過ぎて、

今から思えば、工事の人やら進め方やら

色んなものを見ればよかったと思いますね〜。

 

サグラダファミリア

 

こんな葉っぱの細工や鳩など、

ポロッと落ちないようにどうなってるのか??

なんて事に気を取られて、、、

 

サグラダファミリア

 

このテラス、

だいたいの人が降りて記念撮影をします。

かあちゃん達ももれなく撮りましたよ。

でも、

足下まで穴があり、そしてテラスの下には何もないかと思うと

最高に落ち着かない!!

 

サグラダファミリア

 

下りの階段と中、

「わあ、虹が出てるよ!」と子供達。

偶然なのか故意なのか、

高所の恐怖から一瞬解放。

20数年前には登りも下りもこの階段のみで、

手すりもなく観光客でごった返し、

「落ちるー、押さないでー」

と、半泣きになったのを思い出します。

 

サグラダファミリア

 

降りて受難のファザードへ出てみます。

左下にユダとイエスの接吻の像がありますが、

その左下の数字、

縦、横、斜め、どれを足しても33に。

キリストが亡くなった歳になるんですね。

 

サグラダファミリア

 

ドアには色んな言葉が刻まれていますが、

意味深です。

 

サグラダファミリア

 

別室には、

ガウディが実際に作った模型の残りや、

どのように発想されたのか、

などなどが展示してあります。

この模型、

色がついている部分がオリジナルで、

スペイン内戦時に壊された破片をまた、

繋ぎ合わせて作りなおしたものだそうです。

後何時間でも居れそうなんですが、

子供も疲れたしお腹も減ったし。

 

サグラダファミリアが完成まであと約10年、

また見に来ますよ〜。

 

それにしても田舎暮らしの私たち、

都会歩きには疲れた。。。

 

 

 

 

2016/02/25 08:17 | emiko | No Comments