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2011/05/16

今日は最後はチョット重い全体会議があったけど、思い返してみるとジュージツ死できる1日でした。

午前中は魚のエサやり、水換え、観察、見つめ合い、常連さんとお話、アシカショー2回など(あらためて思うととんでもない仕事量だ。。。)をして、午後からは「下っ端会議」をした。

「下っ端会議」とは、今年度からやろう!と決めたことで、若い下っ端4名が、ころあいを見て集結して現在進行形の業務やプロジェクトの報告や確認や相談、次にやることの打ち合わせ、展示の改善、新プロジェクトの提案、チョットしたレベルアップの勉強会、日ごろなかなか言えなかったことの発表、あの日の思い出、遠い昔の夢、甘酸っぱい初恋話、楽しかった修学旅行、がんばった運動会、おいしかったね芋掘り大会、ドキドキしたね初めての学校でのウンコ、など様々なことを話しあう時間です。

展示の上ではみな平等、年齢、勤務年数など関係ナシになんでも話す、というルールになっている。といっても自分もそぉだったけど若い子はなかなか意見を言いにくいので、少しづつそういう雰囲気を失くしていきたい。

だからそういう話は、仕事終わった後にお酒でも飲んで話せば良かろう、と人々はいうのかもしれないが、当方は悲しいことにお酒が飲めないのである。先日、後輩にコバーシさんはお酒1滴も飲まないのにあんなに長時間ノンダクレたちと話ができるからスゴイ!と言われた。

ワタシャァ飲めないのが悲しい。昨日の記憶がない、なんてのが凄くうらやましい。あんなマズイものをよく上機嫌で飲めるなぁ、オトナはすごいなぁと思ってしまう。

この世で一番ウマイ飲み物はファンタグレープだということを知らないのではないか?

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企画課や営業部、飼育部といったくくりがないので、若いモンでも飼育と平行して膨大な仕事が同時進行している。なので話し合うことはたくさんアル。

4月から入った後輩は、すでに、メイン循環系の魚を担当し、館内表示改善、Tシャツ作り図案起こし、オリジナルグッズ発案、など入社してまだ1ヶ月チョイなのに凄まじく動きまくっている。他の水族館では考えられないだろうに。大変だけど、やったぶんだけ成果が出るし、ある程度放任自由主義なので、やる気のある人には、かなりやりがいのある職場なのだ。

今日の議題は主に、夏に行う夜間延長開館について。恐ろしいことに下っ端でやることなすこと全てが決められちゃうというスバラシイ職場なのだ。責任は重大だけど。

夜間延長開館は何年もやっているけど、成績は「不可」で成果が出ていない。コレを改善しよう!という下っ端の会議です。今年は「ナイトアクアリウム」という概念ではなくて少しコンセプトを変える方向で固まった。寝ている魚を見てみましょ、ほ~ら、ウツボは夜行性だよぉ的な正しい教育水族館ふうなことは今回あまりやらないかもしれない。

短時間で結束のある下っ端スタッフが集まって大きな事が決めれて有意義な時間が過ごせたので、今回の会議は合格点を付けたい。

しかし、なにしろ下っ端なのでお堅い会議ではなく話は脱線をよくする。夜の水族館、ということでまずはお決まりのアダルティーな大人の話題になり、エロ企画が次々と上がる。それでいかん!と話をマジメ方面へ直しても、夜の水族館だから、飼育員は布団を敷いて館内で寝ていればいい、とか言い出したりする。

夏の夜ということで、納涼キモダメシ!という案も出た。館内照明はすべてロウソク(この辺りからまた脱線)、では入り口に盛り塩をしよう、驚かすコンニャクの代わりにナマコを使おう、館内音楽は稲川じゅんじの怪談話しをエンドレスで流そう、とかバイトに木魚をたたかせようとか、、、

こういうことを言い出すのは、いつも下っ端グループの中でもオジサンの2名(2人とも同じ年)で、あとの若い2人は真剣に会議に取り組んでいる。おじさんの二人のうちどちらかがボケ始めて、それにもう一方のおじさんが便乗、ボケが続いて、後輩たちも便乗、そのうちふと我に返ったほうのオジサンがマジメ方面へ修正し、反省者約2名、ということになる。

おじさん約2名とは、ボクとT君だ。

しかしこの(若い)おじさんコンビが重大な役割を持っており、絞めるところはしっかり絞める。今回もキッチリと最後まで企画案を作り上げた。

若いおじさんAのT君は非常に頭の回転がスルドク、優秀な方です。いつも出たとこ勝負・直球あるのみ・だいたい腕力主義のおじさんB(ボク)に対して、T君は非常に交渉術に優れ、もの考え方が確実で柔軟。

どんな壁でも雄たけびを上げて巨大ブルドーザーでぶち壊して行くボクの横で、コバちゃん、壁をムリして壊さなくても回避できて確実な方法があるよ、と笑顔で言って難題を引き受けてくださる黄門さまのようなお方だ。といいつつも、ある時は状況を判断してボクと一緒にノリノリでブルドーザーに乗ってくれることもある。T君がいてくれて、ほんとうにありがたいのです。

お酒が大好きな彼に対して全くお酒が飲めないボクなので、一緒に飲みながら楽しいお話が出来ないのが申し訳ない。

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前回、萌えな話を書いたが、まぁこちらはお金をちゃんと払って行ったのだけれど、あまり良く書かなかったのでメイドさんをはじめとした方々に不快感を与えたかも知れぬ。エラソウ立場的発言で不適切だったこともあったかもしれんのでチョット反省し削除しました。メイドさんたち、ガンバッテ。

2011/05/16 10:51 | kobayashi | No Comments