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どーなんですか???
ドンシャリ???
俺の世代(1966年製)では、
ドンシャリってゆーと、
シャコタン 日産車の カーステレオから
漏れ聞こえてくる ヤンキー好みの歌謡曲。
ユーロビート。
昔は 最悪のイメージだった。
ソレが、大学を卒業する頃になってくると
ジャマイカから その時代風のレゲエ
リズムンベースとかが 入ってきて
アレ??? ドンシャリ♪
ダンスホールミュージックは
やっぱり ドンシャリなんじゃねーか???
とか思ふ様にもなった。
俺なんかが、小〜中〜高 だった頃は
まだ 当然 レコードの時代で
ワリと 普通に どこの家にも
デカい【ステレオ】なるレコード再生装着があった。
アナログ盤だったし、
アンプも トランジスタだったんだろーね。
覗いてみると電源装着もLR独立してたりするのが 普通にあったりして メーカーさんは
超真面目に 作ってたんだと思う。
スピーカーもデカいのが 当たり前だった。
少年達は ポピュラーミュージックに興味を持ち始めると 近所の石材屋さんで ブロックを買ってきて スピーカーを持ち上げてみたり 向きを変えてみたりして 楽しんだ。
だもんだから、そりゃー今の環境に比べたら
耳も育ちやすいよなー。
学校の先輩達や大人達も いろいろ教えてくれた。
『イコライザーは、足りないところをブーストすれば 良いって もんじゃない。
出過ぎるところを カットした方が 抜けの良い イイ音になるぜー♪』
とか 教えてくれたものだ。
家庭用のスピーカーも デカかったから
抜けが良くても しっかりと ベースが鳴る様な
環境で聴けたんだろーね。
さらに!!
オレ達 車の免許を取った頃は、
オレん家みたいな貧乏な家の車にも
Pioneer だとか ALPINE だとかの
高級カーステレオが 搭載されてるのが
ワリと普通だった!!
フロント&リア 独立パワーアンプで4ch!!
計150w
グライコも搭載!!
なんて ワリと当たり前!!
しかも!!
【オート グラフィック イコライザー】
なるものまで あって コレが優れものだった!!
グラフィックイコライザーなんて
素人に使いこなせるモノではない。
手作業で 何度も取り組んだが、
平気で1時間くらい 掛かっちゃう。
それでも結局 耳がバカになってお手上げ&終了 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
オートイコライザー スイッチを
ピッ!! っと 入れると
車内に ザーッ!! っと ノイズが流れて
バシっと!! 自動調整してくれる♪
コレに敵わないのだ。
ハイミッド強調気味のハイからローまで
快適に抜けて、分離して 心地よく聴けるのだ!!
アレだよ(≧∇≦)余談だよ(≧∇≦)
ココ 何十年かの 飲食店の内装電気屋とかカラオケ屋が納品するオーディオシステムなんて ホントにエゲツなく酷いよ。
高いし、長く使える物は入れないし、結線は無茶苦茶だし、スピーカーだけJBLだったり、ダメな品質の方のEVだったり、
グラフィックイコライザーなんて 使いこなせるワケがない品入れるし、
例えライブで使ってもハウリング対策程度にしか 使えないんだし、返ってデメリットにしかならない。
余談終了。
テなワケで
俺の若かりし頃は、
時代的に 音楽を聴く環境は 恵まれてたんだと思うんだよねー。
自宅ステレオも カーステレオも
そこそこに ナチュラルな音を聴けたもんだ。
カーステレオのオートグラフィックイコライザーで オーティス レディングもドゥービーブラザースもカッコイイ音で 聴けたんだ♪
ところがね!!
Salsaに出会ってみると そーはいかない!!
ベルの高い音、ピアノ、ヴォーカル、管楽器、打楽器、ベース。
大所帯バンドの音が イマイチ分離して聴き取りずらいんですよ。
そこで、やっぱり 1時間掛けて
カーステレオのグラフィックイコライザーと格闘するワケですよ。
そーすると、どーしても確実にドンシャリになるのです!!
そーじゃないと、
折角 沢山出てくる楽器の音 それぞれが 聴こえないし、ヴォーカルも抜けないのです!!
逆に このセッティングで JBやTOP 聴いても 快適なのです♪
俺は、カーステレオの性能のおかげで
気がつくコトが できたんだけど、
その間に 時代は
CD〜MP3
小型スピーカー
ヘッドフォンに なっちゃったから
未だに ハイミッド中心 右肩上がりのセッティングは、抜けの良い イイ音だ。
その信仰ストップで
改めて 自分の耳で 確認できなくなっちゃった方も 大勢いるもんなんだよなー。
あとねー、その後 iPodとか買う様になった10年くらい前に 驚いたのはサー。
あの辺りの機械って
プリセットEQが 着いてるんだけど
Latin とか選ぶと ちゃんとドンシャリに なってるんだよねー♪
あとさー、el Cafe Latino さんとか
改装前の Salsa Sudada さんとか
やっぱり 流石だったよねー♪
5弦ベースの Low B 解放とかが
ものスゲー気持ち良く 巻弦の 感じまで聴こえて
興奮したものさ♪
あのSalsa Sudadaのステージ席下の ウーハー また 鳴らして欲しいのぉ〜♡♡♡
あと、流石!! ロベルトの店!!
Ahi-nama Tokyo!!
あそこも 音 が Latinだよねー♪
そして、史郎さんのお店!!
Bodeguita!!
聞いたら、ちゃんとタコ足組んで 木の板貼ってるとのこと。
まず 生音からして 素晴らしい!!
六本木の時も!! 今も!!
コレ、マニアックな 話だと 思うかい???
全く違う。
おそらく プロのミュージシャンの方々は
もっと 敏感に感じて 喜んだり、怒ったり、諦めたりしてる。
そーゆー高い次元のお話じゃないのよねー。
恐るべしは、女の子の耳なのだ。
サルサ クラブに居る
リズムが良くて 楽しいダンスが上手い女子達が 耳打ちしてくる。
『ねー、ヒロさん なんか 音 変じゃない???
コレ どーにか ならないの??? どーにか してよぉー。』
オラは、当たり障り無く 生きてる日本人だから、よっぽど 仲良くならない限り お店の人や DJさんに そんな注文しない。
そんなコト 知ったコトじゃない。
綺麗にすすがれたグラスで 美味しくお酒をいただけるコトの方が もっと重要なのだ!!
でも 少なくとも Salsa系の音楽は ドンシャリだぜ♪
当たり前のコトだけど、
おおおぉ〜\(^o^)/
って 熱く盛り上がって ノッて踊ってる時には、
歌も コロも ベルも パイラも ピアノのトゥンバオも ボンゴも コンガも!!
そして なにより!!
ココしかないッ!!
って タイミングに落ちてるベースを感じて 踊ってるワケじゃん♪
ベースが ベースならではの音で
きちんと 鳴ってくれないとねー♡♡♡
akihiko hirokwa