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業界人じゃない人に「普通に喋っててもやっぱり声優っぽいですね」と言われて一瞬嬉しいような気がしたけど、その「声優っぽい」ってのは何なのかって事を深く考え始めたらモヤモヤしだした北沢力です。
“声優っぽい”
どういう意味でしょう(笑)?
僕は声優の世界でそこそこの年月を生きてきてしまったのである部分では一般的な感性が無くなってきているような気がします。
自分では普通だと思っている事が業界以外の人にとっては普通じゃなかったりする事もあるように思います。
「声優っぽい」なんて言われると一体どこら辺がそう見えるのかって事が気になって気になって仕方がありません。
ヽ(-@∀@)ノ キケバヨカッタジャネーカ
そんなに深い意味は無く「声優っぽい」という言葉を発しただけかもしれませんし、そんなに深く考えるような事では無いかもしれないですよね…なんて言ってしまったら話が終わってしまいますのでもう少しその言葉について深く掘り下げて行きましょう!
声優である僕からみた他の声優はやはり声優でしかないのですが、その声優という人達の中で共通する声優っぽさみたいなものがあるとすれば…
んー
何かあるかなぁ(笑)?
いやいやいや…だってやっぱり皆が皆同じような人ばかりだったら業界が同じような声の人、同じような表現の人ばかりになっちゃうだろうし成り立たなくなっちゃいますよねぇ。皆、個性的だなと思いますよ。そう!個性的!うん!これだ!声優っぽさは個性的って事!うん!そうしよう!
マジメな声優もいれば、僕みたいに毛虫の毛みたいな声優もいるわけで、人それぞれ色々な個性で仕事をしているって事ですねー!
つまり声優っぽいっていう言葉の内訳の一つに “個性的だ” という意味合いが含まれていた可能性があります。この仮説が正しければ僕は凄く嬉しいです。嬉しいのでそういう意味で「声優っぽい」って言われた事にしておきましょう(笑)!
個性的って言葉も、深読みすると「おかしな人」みたいに思われているような感じもあ…
いいえ!!ないないない!!
ぜんっぜんおかしくないです!個性的って事は良い事です(笑)!!良い事に決まっています!!
マジメな話をすると、個性が見えなかったらどんな事ができる人なのかって事が相手に伝わりにくいでしょうから、個性的であって悪い事は無いように思います!
声優っぽいという言葉をプラスに受け止め、これからもがんばりまーす!!