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SALSAの元になったSONというCUBAの伝統的な音楽があります。
そのSONをね、SALSAを踊ってるうちに好きになっちゃって、演奏したくなっちゃって、バンドを組んで演奏してるのね。『オルケスタ うっかり☆ソン』
http://ameblo.jp/ukkarison/
というのがそのバンドです。
SONは、ギター、トレス、ベース、ボンゴ、マラカス、グィロ、クラベス、そして歌といった編成で演奏します。
もしくは、ギター、トレス+マラカス等のハンドパーカッション、歌という小編成でも演奏します。
今、うちのバンドには、7人の固定メンバーと手伝ってくれる仲間達が数名で、だいたい8~9人くらいで演奏してるんだけど、、、
SONという音楽は、非常に奥が深い反面分業された各パートの基本パターンは、非常にシンプルだから、やろうと思ったら、楽器未経験の大人でも挑戦できる面もあるのね。
僕らは、その点も利用して大半のメンバーは素人で構成している。
でね、大人数で演奏する時には、技量もバラけるので、合わせることや、音楽やお客様に向かって演奏する心のスタンスに難しい部分も出てくる。
逆に、少人数の時には、一人&一人の負担が大きくなってくる。
例えば、『アートにみえる美と快楽』のエイミーさんと二人で演奏する時等は、
僕がギター、エイミーさんがマラカス等を振りながら歌。
この難しさは、なかなかSON、LATIN音楽の雰囲気を出しにくい。
Folk Songに聞こえてしまう。という点にある。
先日、『Junk Stage Radio』からお声が掛って収録に行ってきました。
そこで、エイミーさんと二人でBolero1曲、SON1曲演奏してきたんだけど、、、
当日の朝になって、ちょっと考えた。
SONの曲は、MCのテルヤマ レイナさんに手伝ってもらわね???
SON、SALSA等のLATIN音楽のリズムは、クラーベというリズムが司ってる。
この重要なパートを、思いつきで、音楽経験があるのかないのかまでは知らないMCのテルヤマ レイナさんに直前にお願いしてみた。
クラーベとは、クラベスという拍子木で叩くアフロ源流のリズム。
非常に単純ではあるが、非常に奥深い。はっきり言ってとても難しい。
『コレ、頼みたいんだけどイイよね?簡単だからさ、2分30秒それをKEEPして!!!』
と四の五の言わせない丁寧な依頼を引き受けてくれた。
本番2分30秒。
練習時間2分30秒。
もちろん完璧に上手くいくわけがない。
俺らだって、修行中の下手くそな身。
だけどさぁ、、、本番!!!!
サビ前辺りから、非常に気持ちよく合ってきちゃったんだ!!!!
『あッ!!!! コレでイイんじゃね!!!!!』
『今、間違いなく、このリズムはSONだ!!!!』
少人数でも、俺達の力量でも、この編成でイケる!!!!
あれから、小編成で演奏する局面でのイメージが膨らんでる♪
音楽って面白い!!!!