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昨日は団内で行われた試唱会。
出番は夕方でした。
試唱会といっても、公演監督とキャスティングに関わる事務局に歌うことでプレゼンする場。
そして、今回は新たに就任した公演監督に初めて自身の歌を聴かせる機会。
いつもにも増して緊張が激しく、「緊張してない、緊張してない、どうどうどう」と念じていたら
その緊張が肋骨、胃、横隔膜あたりまで降りて
動悸はないにしても歌い終わったあとの吐き気が帰宅まで続いていました。
先日の「ラ・ボエーム」ムゼッタの初登場シーン前もかなり緊張していましたが、それとは格段に違うド緊張。
おわったあとに胃付近を摩りながらウエウエ言い続けて悶えていたら、ピアニストさんに笑われるという。
キャラクター的なものをアピールするのか
声質的なもの?と悩んでいましたが、未だに一つのアリアをどれ一つマトモに歌いきれないわたしはこれらを提出しました。
「Don Giovanni」Zerlina
7月頭に出演したヅェルリーナのお色気で恋人を慰めるアリア
「Rigoletto」Gilda
研究生から歌ってあっためつづけている純粋無垢な娘のアリア
アクート(高音)あり
どちらも小娘の役。
どちらが当たっても私(の見た目だけは)に適役(のはず)
そして、歌唱直前にどちらを歌うのか聞かされたのは…
後者でした。
フレッシュコンサートでも、昨年の試唱会、今年3月のりゅーとぴあのどでかいホールでも…
歌いすぎじゃないか?いや、提出しすぎというくらい。
「あんた歌ってて幸せなの?」と20代前半までは言われてきました
歌唱力の前に根本的なメンタルの部分がアウトー!だったので、とにかくジルダとしても歌い手としても「私しあわせー!」という殻を自分なりに破ってきた(つもり)なのですがどうなのでしょう
ネットや新聞で私の演奏を講評や紹介していただくときに
「可憐な舞台姿」とか「初々しい」という言葉を度々つかっていただいてます。
まだ若手だから初々しくても許せる…という年齢かもしれませんが
もうゆるされないリミットはきています
そんな焦りが随分前からありますが。
とにかく、いろんな作品にふれ勉強するほかないのですね。
先日のお散歩ポートレートを紹介していただいていました。
カメラマンさんに選抜は一任しているのですが
私だったら絶対選ばない笑顔のものがアップされてます。
私…自分の笑顔が苦手なんです
自分で鏡をみるのも…というくらい。
(レッスンでもよう自分の顔ガン見できない←ダメ)
こんな顔をしているんですね(ヒトごと)
ポートレートは素敵な時間です。
暑い中本当にありがとうございました!