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2011/05/08

今日は、ボディビルの大会シーズンの幕開けを告げる大会「東京オープン」を見に行きましたが、そのお話は次回に繰り越させていただくこととして、今回は3・4日の愛知旅行の後半すなわちリトルワールドで観賞した、「ワンダー空中サーカス」のご報告をさせていただこうと思います。

3日のうちに蒲郡から名古屋に移動して名古屋駅前のビジネスホテルに宿泊したわけですが、4日の朝はゆっくりめの午前9時出発でした。
そして名古屋駅近くの「名鉄バスセンター」から、9時35分発のリトルワールド直行バスに乗って、午前11時からの1回目の公演に間に合わせるつもりでした。
名古屋高速から東名・名神・中央と高速道路を走っているうちは快調だったのですが、高速を降りようとする段階で渋滞にはまり大きく時間をロス、さらに一般道に降りてから再び渋滞にはまってしまい、結局リトルワールドに到着したのは1回目終了後の11時40分のことでした(苦笑)。
やはり混雑するゴールデンウィークに、行くものではありませんね。
幸い公演は、さらに午後1時からと午後3時からの2回ありましたので、その2回をしっかりと見届けてまいりました。

この「ワンダー空中サーカス」は、ロシア・ウクライナ・ベラルーシのアーティストによって構成されていますが、これら3カ国はいずれも旧「ソビエト連邦」の構成国であることは、ご存じのことと思います。
旧ソ連といえば、「ボリショイサーカス」に代表されるようにサーカスが盛んだったところですから、現在でもその名残でいくつものサーカスがあり来日して公演しています。
今回のパフォーマンスは、「宇宙空間」をイメージして空間を大きく使ったアクロバットを中心に演じられました。
それでは演目順にご紹介してまいりましょう。

オープニング後まず最初に行われたのは「空中ストラップ」でした。
体操選手のようにたくましい体の男性が、上から垂れ下がった2本のひもを使って通常考えられない方法で、空中によじ登っていくというものです。

その次に行われたのは、男女の2人組による「パーチアクト」でした。
男性が頭や肩で支える棒の上で、バランスをとりながらさまざまなポーズをとるものです。

続いては、なんか不思議な宇宙生物みたいなものが出てきました(笑)。
たぶん中に人が入っているのでしょうが、いやはや多彩な動きを見せてくれるものなのですねえ。

そしてこちらが「ご当地芸」とも言える「ロシアンバー」です。
男性2人の肩に渡した棒の上で、女性が縦横無尽に飛び跳ねるというものです。
実は、飛ぶ女性よりも受ける男性の方が技術的には大変という話も聞きます。

今回個人的にもっとも印象深かったのは、この「空中リング」でした。
リングとともに宙を舞う女性は、ときには客席の真上にまで飛んでくるのです。
そして、柔軟かつ強靱な体で自由自在にさまざまなポーズを見せてくれました。

最後はおなじみ「空中ブランコ」です。
サーカスではトリ(プログラムの最後)を飾る花形演目ですが、リトルワールドの屋外ステージでこれをやるのは、かなり困難でめったに見たことはありませんでした。
男子3人で行われましたが、本当は女性も1人いたそうです。
しかし直前の2日に怪我をしてしまい、以後今回の公演では演技できないとのことでした。
こういうことがあるので、サーカスの公演は早めに行っておくべきなんですよね。
いい内容ではあったとは思うのですが、横浜からわざわざ見に行く価値があるかと聞かれたら、「そこまでの価値があるかどうかは、難しいところです」と答えることになるでしょう。
おまけで、公演の合間にサッカーに興じていたサーカスのメンバーの様子も、お届けしておきましょう。

というわけで、1泊2日の短い時間ではありましたが、内容充実の旅行だったと思います。

2011/05/08 10:43 | yamane | No Comments