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あと3日で今年の上半期も終わりですね。
また新しい半年のスタートです。
今年の6月に私が掲げたテーマは
「おもてなし」
このキーワードで100冊の本を8月末までに読むことを決めました。
女将としての2年目、まだまだ手探り状態の私。
少しでも先輩たちからヒントを得ようと必死です。
今は30冊目にさしかかろうとしているところなのですが、
これまで読んだ中で感じていることは、
「《ここまで》やったほうがいいのだろうか?」
という考えではなく、
「《ここまで》やるのです。」
ということ
お客様と接していると、わき出てくる《あと一歩》。
その一歩を躊躇なく踏み出せること、
もう一歩お客様に寄り添えることが、
一流のおもてなし人としては当たり前の基準である、
ということを感じました。
一年目の私は、
「もしかしたらやった方がよいのかな」という一歩がありました。
今は少し進んで、
「これをやってみようかな」という段階です。
師匠曰く、これはお客様をよく”見る”ようになったから、
それが気づけるようになったからだ、とのこと。
お客様にとって、非日常である、もしかしたらとっても大事な一日かもしれない、
そんな時間を、こばやしで最大限に楽しんで頂くために、
ちょっとおせっかいかな、とか、やりすぎかな、と思うことにも
あえて、一歩踏み出してみようと。
それが必要か必要でないかは、お客様にゆだねることにします。
最近、板長と一年前を思い出してみると
ふたりとも、恥ずかしくて顔を覆いたくなる思い出ばかりなのですが、
それは成長の証だと自分たちに言い聞かせてます^^;
また来年も顔を覆いたくなるよう、
日々精進しよう、と思うのです。
平成27年6月29日
白金台こばやし
女将 小林 綾子