2015/06/28
ここしばらくの間、踊ることがすごく辛かった。
こんなことは初めて。
怪我や不調の時も踊りたいという気持ちは常にあったので、今回は自分でもこんな気持ちになるなんて、とびっくりするほどだった。
不調から故障が長引き、思うように動けない、治療もままならない、そんなストレスもあったからか、とにかく踊るのが楽しくなくなっていた。
それでも踊っていられる幸せを感じようと、自分に言い聞かせ、ひとつ本番を終え、終わったら少しだけお休みしよう!と決めていた。
少しだけ、というのはやっぱり辛くてもレッスンをお休みすることの罪悪感かな。
「休んだら終わり」みたいなのがどっかにあるから、ずっとは休んでいられないのね。
結局まるまるニ週間ほどお休みしてからレッスン再開。
やはりダメだった。
身体は重いし、痛いところもたくさん。
それでも稽古を少しずつ再開して一ヶ月ほど経過したある日。
稽古前はすごくダルくて故障箇所の数々が痛み、バーレッスンだけで帰ろうなんて思ってたのが、実際にバーが終わる頃には少し身体が軽くなってきた。
その後のセンターレッスンでも身体は動き始め、稽古が終わった時は身軽になっていた。
ああ、やっぱり辛くても動かなきゃダメ!
怪我も稽古の中で調整していけることは沢山あると実感した。
辛いからと、ずっと動かないでいると体は固まって益々動けなくなる!
バレエってすごい!重かった身体を軽くするんだもの!
それからはまた踊るのが楽しくなってきた。たとえ不調でも怪我があっても、うまく付き合いながら自分なりにまた踊っていきたいと改めて思えた。
2015/06/28 11:46 | aimi | No Comments