« 帰り路 | Home | わたしたちを繋ぐもの. »
2015/06/02
鳥のさえずり、
楓の若葉が風に揺れ、
天窓から射し込む朝日に照らされて、
室内の壁には、
影だけが音もたてずに,
小刻みに踊っています、
目を覚ますと、
鳥のさえずりと、
若葉の踊り、
山の朝は、
素敵に始まっています、
早いもので2の娘たちは、
それぞれ小さな時から夢見ていた世界に、
それぞれ羽ばたき、
社会の中で楽しそうに飛び回っています、
2の娘たちは、
仕事というよりは、
スリリングな毎日に、
遊びに行っているようです、
どんな世の中であろうと、
娘たちが好きな事を夢見て、
飛び回る事ができる世界さえ有れば、
毎日が、
楽しくてしょうがないようです、
ママと2人の
今日の朝食は、
朝日の当たる森のベランダ、
鳥のさえずり、
キラキラ輝く朝日、
風に煽られ飛び回るチョウチョ、
木々の青々した若葉、
庭の草花、
ここにいる皆で、
一生懸命に、
居心地の良い森を作っているようです、
朝食の後、
ママは管理人のおばさんから借りている畑に行くそうです、
私はママが畑に行く前に、
室内の壁塗り用の足場の組み立てを、
手伝ってもらうよう頼みます、
鳥が又さえずいだしました、
萌葱色だった若葉は濃い緑になり、
日射しの中で揺れています、
気持ちのよい、
森の中の朝が、
始まりました。
シロツメ草の髪飾り、
畑の隣一面に生えていた、
シロツメ草、
昔、娘たちに教えた、
シロツメ草の髪飾り、
一人で、
草の上に座り、
暖かな日射しと、
さわやかな風が吹いていたそうです。
2015/06/02 10:37 | watanabe | No Comments