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こんにちは、トンガの鈴木です。
前回の「同性愛と宗教と国家」で、トンガでは同性愛に対する反発運動が今激しく展開中です。この問題を絡めて、国連の「女性差別撤廃条約 (CEDAW) 」へのトンガ加盟の反対運動も激しく行われております。女性差別撤廃に反対?なんで?と思った所、どうもこの条約の中に同性愛を含めるセクシュアルマイノリティの問題も含まれているそうです。なので、現在トンガでCEDAWは、結構危険思想に近い位置づけにあるみたいですね。
と、思っていた所、つい先日「カトリックが同性愛者を容認する…」的な決定事項ではないらしいのですが、そういう動きがというネットニュースを目にしました。CEDAWは同性愛、同性結婚が問題で、「カトリック」がメインになって反対運動を起こしているというのに、そのカトリックのトップ司教団会議で、容認の動きにあるとは、全く驚きものです。英語のページで申し訳ありませんが、興味のある方はこちらをどうぞ。
さて、前述が長くなってしまいましたが、こちらがこの記事の本論。
楽器講師、はじめました@トンガ
私のプロフィールに「2013年帰国、現在は楽器店にて音楽講師を勤める。」とありますが、楽器店でトランペット講師の内定は取ったものの、サインのために状況した歳、現在のノニジュース工場長の職が急遽決まったため、講師経験はなかったのです。元々音楽教師なので、学校のブラスバンド指導等の経験はありましたが。
で、近くの専門学校(に相当するのかな?)で、音楽コースが開設され、それに伴って夕方、希望者(年齢性別を問わず)に音楽教室も開かれることになり、僕が抜擢されました。こちらとしては、まぁ、軽いお小遣い稼ぎ程度ですが。そして、担当楽器は…
木管楽器(笑)
あの~、元トランペット専攻生なんですが…。というか、木管楽器って範囲広すぎ…。
ここでは、以前幾つか書きましたが、私、個人ではフルートを吹いて遊んでます。以前はバイオリンも遊んでました。あと、クラリネットも持ってますが、そちらはもっと触ってないです。昨年末の帰国の際、遊べるかなと思って持って帰ってきたばかり。ということを音楽担当者が知って、そのまま木管楽器経験者扱いになってしまい、そのままフルートとクラリネット講師になっちゃいました(笑)。ありえませんよね。でも、そのありえなさが、トンガっぽいのです。日本語教師も日本人だという理由でやっていましたが。
実は将来的に、小編成のオーケストラを結成したいそうで、金管楽器はまぁ問題無いとして、弦楽器と木管楽器を始めるようです。ちなみに、多分、ここでバイオリン教えてる人、多分僕と同じくらい初心者です(笑)。なので、バイオリン講師の可能性もあった。あと、オーボエという楽器も2本購入しているそうですが、リードが入ってなかったらしく、そちらは完全保留。実はオーボエもちょっとだけかじったことありまして、リードがあれば、オーボエ講師にもなっちゃうところでした。
で、実際に教えることになった生徒さんはフルート(小学生2人、中学生(かな?)1人、専門学校生1人)、クラリネット(小学生1人、専門学校生1人)です。メインは小学生たちなので、専門学校生は半分通訳がてらの扱いです。
問題は、わたくし…。完全なる独学なため、人に習ったことないので、さっぱり指導方法がわからない。というか、小学生体が小さすぎて、きっと指届かないんじゃね?とまずは楽器の構え方で躓いております。まさか、ここで躓くとは思っていませんでした。それでも、なんとなく音が出ることが楽しいらしく、楽しくやっております。将来的にアンサンブルできるようになるといいんですけどねぇ。まだ数年先の話になりそうです。楽器が嫌になって辞めた…という子が出ないことを祈りつつ…。
僕は楽器に関しては、浅く広く、比較的マルチプレイヤーっぽいのですが、どの楽器もやり始めると面白くて、ついつい夢中になってしまいます。やっぱり楽器は楽しいです。
楽器経験者のみなさん、トンガで即採用ですよ~。